2016/06/30

ディレクターレター Vol.6


ディシディアFFを遊んでくださっている皆さん、こんにちは。 
ディレクターの鯨岡です。 
本日6月30日、ケフカ追加のアップデートが実施されました。
生放送から数日空けてのアップデートだったため、
調整内容をみてワクワクやモヤモヤを抱えた方も多かったのではないでしょうか。
ようやく、遊んでいただける日がやってまいりました!
■公式大会2016までのロードマップ
さて、そんな生放送でもお伝えした通り、
今回のアップデートは、なんといってもケフカの追加――
そして、夏の大会を見据えた全キャラに渡るバランス調整がメインとなっております。
夏の大会についてはこちら。
※バナー貼れるなら貼る。 無理ならURLとリンクだけ用意。
この後、8月の大会本選までに2回のアップデートを予定していますが、
キャラ性能の大幅なアップダウンは行わず、微調整メインで環境を整えていくことになります。
微調整といっても、大会参加を予定している方たちにとっては気になるところだと思いますので、
なるべく早めに情報を出せる形を検討中です。(公式Twitterが一番早いだろうか……)
そういった調整も含めた、この先2ヶ月のロードマップがこちらです。
※ファミ通の画像貰ったらダメだろうか?
(ファミ通さんから頂きました、と書いてもいいので)
ハイ、大会を前にして、キャラ追加とステージ追加がありますね。
こういった流れは、環境への影響度を懸念して避けられるケースが多いと思います。
(しっかりと練習や作戦を立てる期間を設けるためには、安定した環境が必要ですしね)
……が、やります!
しかし、我々もその点は危惧しているため、
7月追加キャラは「予選~エリア決勝では使用不可」「本選では使用可」――
8月追加ステージは「予選~本選で封鎖」というルールを設けました。
「じゃあ、なんでわざわざ追加するの?」という理由については、
大会のへの参加・不参加に関係なく、なるべく多くの方にディシディアを楽しんでいただくため。 これに尽きます。
大会に参加しない方から見れば、この先の2ヶ月+αは“凪”になってしまい、
プレイヤーアイコンやBGMの追加などはあるものの、ゲームにはあまり変化のない期間が続いてしまいます。
大会参加者のための環境の安定化と、不参加者のためのコンテンツ追加を両立するにはどうするべきか…、
と考えた結果、今回の折衷案スケジュールの決定に至ったというわけです。
大会では使用不可といっても、追加キャラも追加ステージも全国対戦にはどちらも登場するため、
「練習の邪魔!」と感じる方もいるかもしれませんが、
今回の方針についてご理解いただけますと幸いです。
■キャラクターの調整
……すみません、またやらかしてしまいました。
生放送での「超究武神覇斬の発生短縮は10f」という誤情報の流布。
4月のランスオブライフのHP回復条件に続き、またしても…。
正しくは5fでございます。
そろそろ、「あの人、調整内容の細かいこと知らないんじゃ……」と思われそうなので、
今回はどういう流れで調整作業をしているのか、鯨岡は本当に仕事をしているのか、について軽くご紹介しようかと思います。
(調整方針の紹介は同じことの繰り返しになりそうなので、今回は趣向を変えようかと)
結論からお話しすると、バトルを中心とした様々な要素の調整は、
鯨岡がコーエーテクモさんに通って、直接ゴリゴリと作業を行っています。
もちろん全てを1人で出来るわけはなく、コーエーテクモの皆さんの頑張りがあってこそのディシディアACですが、
それでも「ここは自分が見なければならない」という部分は直接やっています。
その中でも特にどっぷりなのが「キャラクターのアクション部分」です。
もう少し噛み砕くと――
・「発生」「射程」「攻撃判定の大きさ」などの攻撃性能
・「ジャンプ力」、「ダッシュ性能」などの移動性能
・「手触り」、「爽快さ」などの操作感
この辺りは、足りない処理を組んでもらったり、技の原型を組んでもらいはするものの、
最終的にはほぼ全てを自分の手でFIX(完成)させます。
(今回のアップデートの既存キャラ調整も、だいたい一人でやってました)
ディレクターとして、ここまでどっぷりやるのが良い事かは正直分かりませんが、
バトルが肝のこのゲームで、プレイヤーの皆さんが直接触る部分に
責任や確証が持てないとどうにも気持ち悪く、少々無理を言ってこの体制にしてもらいました。
(しっかりと各所に相談した上での調整ですよ? 念のため)
ちなみに、攻撃力やバフ・デバフの効果値などのパラメータ部分は、
コーエーテクモさん側のアクションリーダー(バトル企画のリーダー)と相談しつつ、調整を行っています。
この方がいなければ、今のクオリティは絶対に成立していません。 若いのにすごいです。
(あの知る人ぞ知る「休日出勤」パーティの最後の一人はこの方です)
話を戻すと、つまるところ初期の大味なバランスや、一時の強烈な吸引技もだいたい鯨岡のせいです。
ここにきて、ようやく軌道に乗れたような気がしなくもないですが、
まだまだ自分の中で考える課題も多く、逆に言えば、それだけ面白くなる余地も残っていると思います。
それには、皆さんからいただくさまざまな意見も必要です。
公式交流会の他に、定期的にゲームセンターにも足を運びますので、是非皆さんの声を聞かせてください。
近いうちに、どこかに行くんじゃないかな……!
……と、今回は少々コラムっぽくなってしまいました。
たまにはこういう話題もいかがでしょうか…?
あと、今後の生放送の際はバッチリ資料武装をして臨みたいと思います。
なにはともあれ、大会にむけて加速しはじめた今、
我々も気を引き締めてまいりますので、引き続きディシディアファイナルファンタジーをよろしくお願いします!

ディシディアFFを遊んでくださっている皆さん、こんにちは。 

ディレクターの鯨岡です。 



本日6月30日、ケフカ追加のアップデートが実施されました。

生放送から数日空けてのアップデートだったため、調整内容をみてワクワクやモヤモヤを抱えた方も多かったのではないでしょうか。

ようやく、遊んでいただける日がやってまいりました!




■公式大会2016までのロードマップ

さて、そんな生放送でもお伝えした通り、

今回のアップデートは、なんといってもケフカの追加――

そして、夏の大会を見据えた全キャラに渡るバランス調整がメインとなっております。



夏の大会についてはこちら↓

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この後、8月の大会本選までに2回のアップデートを予定していますが、キャラ性能の大幅なアップダウンは行わず、微調整メインで環境を整えていくことになります。

微調整といっても、大会参加を予定している方たちにとっては気になるところだと思いますので、なるべく早めに情報を出せる形を検討中です。

(公式Twitterが一番早いだろうか……)



そういった調整も含めた、この先2ヶ月のロードマップはコチラです。

l_57714bc649462.jpg

(※ファミ通 初心者の館より)

6月27日(月)に放送された生放送のタイムシフトはコチラ



ハイ、大会を前にして、キャラ追加とステージ追加がありますね。

こういった流れは、環境への影響度を懸念して避けられるケースが多いと思います。

(しっかりと練習や作戦を立てる期間を設けるためには、安定した環境が必要ですしね)



……が、やります!



しかし、我々もその点は危惧しているため、

7月追加キャラは

予選~エリア決勝では使用不可

本選では使用可」――


8月追加ステージは

予選~本選で封鎖

というルールを設けました。



「じゃあ、なんでわざわざ追加するの?」という理由については、

大会のへの参加・不参加に関係なく、なるべく多くの方にディシディアを楽しんでいただくため。 これに尽きます。



大会に参加しない方から見れば、この先の2ヶ月+αは“凪”になってしまい、

プレイヤーアイコンやBGMの追加などはあるものの、ゲームにはあまり変化のない期間が続いてしまいます。

大会参加者のための環境の安定化と、不参加者のためのコンテンツ追加を両立するにはどうするべきか…、

と考えた結果、今回の折衷案スケジュールの決定に至ったというわけです。



大会では使用不可といっても、追加キャラも追加ステージも全国対戦にはどちらも登場するため、

「練習の邪魔!」と感じる方もいるかもしれませんが、

今回の方針についてご理解いただけますと幸いです。




■キャラクターの調整

……すみません、またやらかしてしまいました。

生放送での「超究武神覇斬の発生短縮は10f」という誤情報の流布。

4月のランスオブライフのHP回復条件に続き、またしても…。

正しくは5fでございます。



そろそろ、「あの人、調整内容の細かいこと知らないんじゃ……」と思われそうなので、

今回はどういう流れで調整作業をしているのか、鯨岡は本当に仕事をしているのか、について軽くご紹介しようかと思います。

(調整方針の紹介は同じことの繰り返しになりそうなので、今回は趣向を変えようかと)



結論からお話しすると、バトルを中心とした様々な要素の調整は、

鯨岡がコーエーテクモさんに通って、直接ゴリゴリと作業を行っています。

もちろん全てを1人で出来るわけはなく、コーエーテクモの皆さんの頑張りがあってこそのディシディアACですが、

それでも「ここは自分が見なければならない」という部分は直接やっています。



その中でも特にどっぷりなのが「キャラクターのアクション部分」です。

もう少し噛み砕くと――


・「発生」「射程」「攻撃判定の大きさ」などの攻撃性能

・「ジャンプ力」、「ダッシュ性能」などの移動性能

・「手触り」、「爽快さ」などの操作感


この辺りは、足りない処理を組んでもらったり、技の原型を組んでもらいはするものの、

最終的にはほぼ全てを自分の手でFIX(完成)させます。

(今回のアップデートの既存キャラ調整も、だいたい一人でやってました)



ディレクターとして、ここまでどっぷりやるのが良い事かは正直分かりませんが、

バトルが肝のこのゲームで、プレイヤーの皆さんが直接触る部分に

責任や確証が持てないとどうにも気持ち悪く、少々無理を言ってこの体制にしてもらいました。

(しっかりと各所に相談した上での調整ですよ? 念のため)



ちなみに、攻撃力やバフ・デバフの効果値などのパラメータ部分は、

コーエーテクモさん側のアクションリーダー(バトル企画のリーダー)と相談しつつ、調整を行っています。

この方がいなければ、今のクオリティは絶対に成立していません。 若いのにすごいです。

(あの知る人ぞ知る「休日出勤」パーティの最後の一人はこの方です)

休日出勤.jpg



話を戻すと、つまるところ初期の大味なバランスや、一時の強烈な吸引技もだいたい鯨岡のせいです。

ここにきて、ようやく軌道に乗れたような気がしなくもないですが、

まだまだ自分の中で考える課題も多く、逆に言えば、それだけ面白くなる余地も残っていると思います。



それには、皆さんからいただくさまざまな意見も必要です。

公式交流会の他に、定期的にゲームセンターにも足を運びますので、是非皆さんの声を聞かせてください。

近いうちに、どこかに行くんじゃないかな……!



……と、今回は少々コラムっぽくなってしまいました。

たまにはこういう話題もいかがでしょうか…?

あと、今後の生放送の際はバッチリ資料武装をして臨みたいと思います。



なにはともあれ、大会にむけて加速しはじめた今、

我々も気を引き締めてまいりますので、引き続きディシディアファイナルファンタジーをよろしくお願いします!


ディレクター鯨岡

 

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