『スクールガールストライカーズ メモリアル・サウンドトラック』
鈴木光人×とくさしけんご ライナーノーツ
11年分の『スクールガールストライカーズ』の音楽。こうして振り返ると、計算間違えて徹夜で書いた曲や、倉庫入りしたままの未発表曲まで、いろんなドラマがありました。音楽って、目立つときもあれば、ただ静かにシーンを支えるものまで様々です。でも、そのどちらも作品の「空気」を作る大事な役割でした。最初の頃はイメージだけを頼りに作った曲もありましたが、それが結果的に方向性の一部になったりして、不思議なものです。ここまで続けてこられたのは、隊長さんたちの応援と、制作スタッフとのチームワークのおかげ。そして共に音楽を担当したとくさしけんごさん。僕には出せない色を作品にもたらしてくれ、一気に幅を広げてくれ今振り返ってもいい刺激だったと思います。この11年間で得た経験と出会い、たくさんの音に囲まれた日々に、素直にありがとうと言いたいです。そして、これからもスクストの音楽があなたの記憶を優しく照らし続けますように。
鈴木光人
--------------
『スクールガールストライカーズ』に「スクール」とありますが、この作品の音楽制作は私にとっても学校でした。従来のように、ゲーム内の音楽をすべて一度に作って完成、ではなく、アップデートが続きながら、曲が書き足されていく形で11年。物語の様々な場面と音の関係、様々な音楽のスタイル、ずいぶん色々なことを経験させていただきました。また、鈴木光人さんのディレクションが、明確でありながらも自由に委ねていただけるニュアンスもある絶妙なバランスで、しかも長期間に渡って共作させていただきながらという、楽しい学校でした。国や地域も超えて、様々な奏者やエンジニアの方々の職人技の数々にも出会うことができました。大感謝です。そして何より、隊長さんのみなさま!こういった形の音楽は、なかなか直接みなさまにお会いする機会は少ないものですが、イベント会場などでみなさまにすれ違う際には、密かに感謝の念を送っておりました。そういえば、この作品は年間の季節感も私にもたらしてくれていました。そろそろクリスマス、そろそろお正月、など、制作のために数ヶ月前倒しではあるのですが(笑)、季節ごとのアレンジをする時間が好きでした。どうぞ末永く、あるいは季節ごとに、あるいは数年ごとに、この11年の記憶や時代感を楽しんでいただけましたら幸いです。
とくさしけんご

次回は楽曲コメントをご紹介します!














