皆様こんにちは。Re:2開発ディレクタの横山です。

唐突なんですが、先日実装された天珠システムの
マッチングシステムについて、少し説明させてください。

前回の開発ブログでfan君も触れていますが
位「王」以降では「天珠の数」でマッチング相手を探しています。
従って、天珠数1のプレイヤと天珠数20のプレイヤが即マッチングする事はありません。

では、実際にどんな相手とマッチングするかというと、これは実際の数値でもあるのですが
自身の天珠数を中心に、下５～上５までを第一検索範囲とし、候補のプレイヤがいた場合
そのプレイヤとマッチングする事になります。

つまり、自身の天珠数が10なら、まず天珠数5～天珠数15までの人がいないか検索をします。
範囲内のプレイヤがいた場合、マッチングが成立し、試合が始まるのですが
仮に範囲内にプレイヤがいなかった場合は、さらに検索範囲の幅を広げる事になります。

ざっくりとですが、これが新しいマッチングの仕組みです。

VerR2.03リリース以降、このマッチングについて、皆様から沢山のご意見を頂いております。
また、実際にサーバのログなどからも、こちらの想定していたマッチングよりも
幅の広い範囲でマッチングしている事が分かりました。

そこで、まずはマッチングの幅を狭める作業を行いました。
以前は上位のプレイヤと公爵のプレイヤがマッチングする事が多々ありましたが
新しいマッチングテーブルでは、これらのプレイヤは極端な例を除き
通常はマッチングしないように設定しています。
他にも第一検索範囲の値を同格最優先にするなどの調整も行いました。

これらの新しいマッチングテーブルは、すでに10月8日の段階で実装されており
現在は、リリース当初より、より実力が近い人とマッチングするようになっています。
今後もこのテーブルは随時マッチングの状況を見て適正になるよう調整を行っていきます。

また、このマッチングテーブルの修正以外にも
現在開発では以下の修正を検討し、実装に向けて最終調整を行っております。

１：昇格試練の緩和
　昇格試練の条件を緩和し、降格しても昇格しやすくします。

２：昇格直後に持っている天珠片の数調整
　昇格後すぐに降格しないよう、昇格直後の天珠片の所持数を多くします。

３：ハンディキャップマッチの適正化
　ハンディキャップマッチの発生条件緩和と付与パラメータの見直しを行います。

リリース時期についてはまだ具体的な事が言えないのですが
比較的早い段階で詳しい日程が告知出来ると思いますので
もう少々お待ちください。

引き続き「ロード オブ ヴァーミリオンRe:2」をよろしくお願いいたします。

- 横山賢介 -