みなさんこんにちは。
3連休も挟み、少し日付が経過してしまいましたが、るろうに剣心コラボを実施中です。
るろうに剣心。「戦国IXA」がこれまでコラボさせていただいた歴史の中でも、最も有名なタイトルのひとつと言えると思います。
私個人の話をさせてもらうと、直撃世代よりは少し若いと思いますが、兄の影響もあり家にコミックスがあり、くり返し読みました。
るろ剣の影響で剣道も習っていて、牙突や龍昇閃も撃ちましたし、いつか石を粉々にできると信じて「二重の極み」も練習しました。
そんな思い入れのある作品とコラボさせていただく機会に恵まれ、本当にうれしく思います。
今日は、話題のるろうに剣心コラボイベントについて、武将の紹介はもちろん、コラボの裏話などを中心にお届けできればと思います。
■コラボイラストについて
るろうに剣心コラボを成功させるにあたって、直良さんに剣心のイラストを描いていただくことは、最重要パーツでした。
せっかくのるろうに剣心コラボ。武将カードは「天」で皆さんにお届けしたい。そして、そのためには、直良さんにイラストを手がけていただく必要がある。
これはIXA×るろ剣コラボではなく、IXA×直良有祐×るろ剣コラボだと考えました。
直良さんに、コラボの話とその想いを持っていったときは、ちょうど今期の新天武将12枚を描いてもらっている真っ最中で、かつ伊達3姫を描いてもらうお約束も済んでいるところでした。
そんな多忙の中での無茶なお願いでしたが、直良さんにとっても、イクサとは違うところでるろうに剣心とのご縁もあったようで、巡り合わせということで快く引き受けてくださいました。
私の話を聞いて、直良さんも少し興奮してくださっていたことを覚えています。
もう一つ裏話として、実は直良さんにお願いしたイラストは、初めは剣心と志々雄の2体だけでした。
剣心と志々雄の出来上がりを見させていただいて、また直良さんも筆が乗ったのか、驚くようなスピードで2体を進めてくださり、「やっぱり今から比古清十郎もお願いできたりしますか...?」と欲をかいてしまったのです。
(アニメの話数の進み具合的に、比古清十郎をカード化するために十分なイラスト素材が無かったという現実的な問題もありました)
さらにさらに、直良さんの粋なはからいで剣心イラスト入りサイン色紙まで描いていただきましたので、ぜひWebページをチェックし、応募してください。
▲色紙(右)の剣心イラストが使われているのはここだけの、超レア
すみません、エピソードトークが長くなってしまいました。ブログなので許してください。
■武将の紹介
メインディッシュである武将カードをご紹介していきます。
カードの話をする前の恒例のお断り。
このブログに記載される内容は、筆者の個人的な見解をもとにして、勘違いや誤りが含まれる場合がございます。
武将カードやスキルの性能を保証したり、販促を目的としたものではございませんので、あらかじめご了承ください。
パラメータ等の正確な数値については、必ずゲーム内をご確認ください。
■緋村剣心
まずは主人公の剣心から。
最強武将の一角である今川義元と同じ、武将攻撃力●倍スキルです。
今川の初出から5年半以上経っていますが(復刻は別として)、ついに2枚目の登場となりました。
いつかは2枚目、3枚目...というのが、これまでのほとんど全ての特殊系スキルが辿ってきた流れではありますが、登場時からずっとインパクトが大きかった今川は、まだ2枚目登場の機会がありませんでした。
今回の天・剣心が担う役割としてはふさわしいと感じました。
鍛錬後は、無効化保護がつく前の旧今川と同じ3倍まで伸びるほか、飛翔20獲得という大きなオマケが得られることにより、用途が広がる奥深いカードになっています。
■志々雄真実
いわゆる倍枠武将です。
これまでの倍枠武将は、追加スキル●倍、または極限スキル●倍のどちらかを持つパターンでしたが、志々雄は追加スキルと極限スキル両方の倍枠となっています。
シンプルなようで、全て火力スキルで埋めないと力を発揮できないことでバフスキルなどの置き場もなく、どう育てるか逆に奥深さもある一枚です。
パワーバランスとしては、下記をご覧ください。
▲初期スキルの通常効果は小さいものとして無視している。...が、TR志々雄は別
倍枠武将は、今後出てくるあらゆる火力スキルに対してスケールする性質を持つので、追加スキル●倍の●の部分が鍛錬で伸びてしまうと、志々雄が永久的に強いカードになりすぎてしまいます。
そこで、初期スキルに火力を持たせて伸ばしていくことを選択しました。
4400%という数値に驚かれた方も多いと思いますが、TR5まで育成する難易度や、実際の皆さんの育成状況を照らし合わせて考えると、パラメータはこのくらいあっても妥当であろう、というところを長期間にわたって吟味しました。
バニラな火力(=特殊効果じゃない固定値)であれば、いずれ(もちろん直近ではないですが...)は他の特殊効果で跳ねる火力スキルに追い付かれたりして、部隊内での影響度は小さくなっていくでしょう。
鍛錬に関する設計思想や、鍛錬の育成状況については、前回の記事で触れておりますので、未読の方はぜひご覧ください。
■比古清十郎
ダブル卓越武将の3枚目です。
3枚目ですので、ダブル卓越がどのようなスキルかについては、もう周知のところと思います。
こちらの武将も、鍛錬軸として性能を上に伸ばせるところが無いため、志々雄と同じく吟味した結果、通常効果+卓越バフを持ち合わせたカードとなりました。
ご存じない方もいらっしゃると思いますのでご説明しておくと、比古清十郎は剣心に飛天御剣流という剣技を教えた師匠で、作中では直接対決の場面はほぼないものの、作中最強キャラとの声も多いという、そんなロマンあふれるキャラクターです。
そういったところも取り入れつつ、コストは今期の覇・家康と同じ「6」で、今回のコラボ武将中唯一の「覇道」もちの1枚となっています。
■その他
他にも、たくさんの極・特武将が追加されています。
1枚ずつ全てご紹介するととんでもない記事になってしまうので、ここでは省略させていただきますが、「天」武将にも劣らない性能のものが多いですし、スキルテーブルもじっくり吟味して取り揃えていますので、ぜひチェックしてください。
■お詫び
るろうに剣心コラボ開始から、スキル追加合成確率に不具合があった件について、この場を借りてお詫びさせてください。大変申し訳ございませんでした。
対応方針として、こういった不具合が起こった場合に、消費したアイテムの完全返却という決断となることが多く、いち早く合成をやっといた者勝ちになってしまう側面について、不公平感が出てしまうことは重々承知しており、大変心苦しく感じます。
合成成功確率は絶対に誤りが許されない部分であり、キャンペーン効果の重ねがけについてチェッカーを設けるなどして、再発防止を図ります。
■追加合成β
るろうに剣心コラボの衝撃で、誰も話題にしてくれていないような気がしますが、スキル追加合成β版のご提供も開始しています。
合成実行はできない状態でのご提供となっておりますので、完全に皆さんの善意に甘える形になってしまっており恐縮ですが、お時間のある方はぜひ触ってみてください。
基本方針については、以前にも構想を記事にしていますが、おおむねそれを踏襲しています。
・A、B、C候補を好きな順番に入れ替えることができる
・何も準備作業をせずにS1候補を選択できる
・候補ブロックにあたる機能が実質やり放題になっている
・初期スキルレベルにより合成成功確率が変化する仕様を排除
今の合成仕様との比較としては、だいたいこのような違いがあるでしょうか。
出たばかりで早速なのですが、正式リリースに向けて調整・検討が必要だと考えている部分は、今のところ2箇所です。
①S1スキルを第一希望にできない制限の見直し
何も準備作業をせずに、すぐにS1を候補に加えられる部分はメリットになっていますが、そのぶんいきなり第一希望には持ってこれないという仕様にしています。
本人スキルが移植できないタイプの素材など、単体でS1を先頭に持ってくるしかないケースの合成では、第一希望に持ってくる手段がなくなってしまうと改悪になりますので、調整いたします。
また、つばたえなどを使って追加スキルに一旦付与してから素材にする場合は、いきなり第一希望に持ってくることが可能です。
そこもβ版で触ってみてください。
②合成候補が重複するとき、繰り上がりしないため狙える候補が減る
Webページで示した上記の例のように、候補が重なっているケース。
わかりやすさ・シンプルさを重視するため、同一候補は重ねてしまわずに、そのまま並べるという仕様になっています。
つまり、今までは重なって1個の候補となっていたのが、同名のスキルが2個出ていれば2つの希望枠を使う必要があり、AB(重なり)・C・S1みたいな三面待ちができなくなります。
画面から読み取れない、暗黙の了解的な仕様が生まれるのを避けたく、こうしていた側面もありましたが、こちらも再考したいと思います。
■さいごに
「包み」のご紹介だったり、ほかのイベント・キャンペーン部分など、ほとんどご紹介できていませんが、記事もぼちぼちいい長さになってしまったので、あとはコラボWebサイトをどうぞ隈なくご覧ください。
早いもので、今年も残り2か月を切っていますね。
長く続いた残暑から、秋をすっ飛ばして冬の入り口のような気候になっていますので、体調に気をつけてお過ごしください。
それではまた。