みなさんこんにちは。
新章「煌智蓋世」が始まりました。
今回は大きなトラブルなく刷新することができて、本当にホッとしています。
刷新直後はいつもお祭り感があって、無二の空気感ですね。
皆さんが新武将の情報をとても楽しみにしてくださっていることをひしひし感じます。
最近少し更新頻度が減ってきたような(?)気もする当ブログですが、もともと新天紹介がしたくて始めたPブログなので、ここを落とすことはありません。
たぶん、ないと思います。
このブログに記載される内容は、筆者の個人的な見解をもとにして、勘違いや誤りが含まれる場合がございます。
武将カードやスキルの性能を保証したり、販促を目的としたものではございませんので、あらかじめご了承ください。
パラメータ等の正確な数値については、必ずゲーム内をご確認ください。
■竹中半兵衛(覇)
カードナンバーの並び的には覇の"2枚目のほう"になりますが、解説の都合上、こちらを先に回します。
極限3.5倍武将ですね。
単体性能としては最強格とされているカードですが、攻撃武将としては斎藤道三、三郎信長に続く3枚目です。
2枚目に登場した三郎信長では通常天にその役割が降りてきましたが、今回は6コストの大兵数と、新キーワード「無尽」を手土産に、再び「覇」のポジションとして堂々登場です。
「無尽」は部隊コストを0.5軽減する新しいキーワード効果。
スキル枠を消費しない形でのコスト軽減、という将来性の提案です。
「覇」にふさわしい1枚になっていると思います。
■豊臣秀吉(覇)
今期、いちばん解説が必要な武将じゃないでしょうか。
この豊臣秀吉は、①部隊内にある最大16個のスキル枠の中から「無尽」というキーワードがついているスキルを探して、それらの攻撃効果をすべて2倍する、という効果になっています。
でも「無尽」は今回登場したばかりの新しいキーワード能力ですから、いきなり持ってこいと言われても、用意することはできませんよね。
そこで、②部隊内の極限スキル4枠分は、「無尽」を持っていなくても豊臣本人がプレゼントしてくれる、というボーナス設定を持っています。
ただし、この豊臣秀吉にはデメリット効果があります。
それは③「無尽」を初期スキルの中に持たない武将の初期スキル効果は失われる、というものです。
これは即ち、これまでの武将との組み合わせを否定するものとなっています(絶域信長や、3.5倍枠などとは使えない)。
ここまでの話を図式化すると、次のようになります。
▲武将スキルを何でもすべて「1」として扱う(効果2倍されたとき「2」とする)
通常の部隊と比べて、豊臣秀吉を部隊長として組み込むだけで、理論上は「1.1666...倍」の性能がもたらされます。
これが、もっともシンプルに豊臣秀吉の効力をモデル化した解説になるかと思います。
基本がわかったところで、応用へ。
今期、「無尽」を初期スキルに持って登場した武将はこの秀吉の他に2名おり、先に紹介した竹中半兵衛(覇)と、羽柴秀長です。
また、「無尽」を持つ追加SSスキル「絶無灰尽」も併せて登場しています。
▲絶無灰尽(ぜつむかいじん)
これらをすべて組み込むと、次のように図式化されます。
▲竹中の極限スキルは1.2倍×3.5倍×2倍=8.4倍
なんと通常部隊モデルの2倍の出力となりました。
現状、小隊長3は無尽持ちの該当者なし、追加スキル②に入れる無尽スキルも該当するものなしということで、部隊としての伸びしろもまだまだ残しています。
少し複雑ではありますが、「覇」らしい興味深いスキルを出すことができたなと感じています。
また、この豊臣秀吉の登場に合わせて、スキルテキストが7行表示するようになりました。お気付きでしょうか?
むかしは4行だったのが、5行⇒6行と増えてきて、今回7行。
ゲーム側の仕様を変えてしまうあたりも、実に「覇」らしい振る舞いだな、なんて思ったりもします。
入手できたら、ぜひ育成してみてほしいです。
■結城秀康
結城秀康。天としては初登場ですね。イラストの反響的にも今期一番人気でしょうか。
主に盟主戦で猛威を振るっている、討伐ゲージ武将です。
討伐ゲージの確保は必要なものの、追加スキルが最大「3倍」という強力な性能をもち、いわゆる"倍枠武将"の中でも、堂々たる存在感です。
そこに加えて今回は、初期スキルに討伐ゲージの回復を同時に内包してきました。
▲現状で討伐ゲージ回復手段となっている「騎虎神道」
回復量は撃破兵数÷1000×3となっています。
これはどういう計算かというと、「10万兵倒すと全回復(注:300)だなあ」とイメージしてもらえると、早いです。
TR5だと計算式は「撃破兵数÷1000×6」となるのですが、この場合は「5万兵で良くなるんだ」と思ってもらうのがわかりやすいと思います。
あと敗北時じゃなくて良いという違いもありますが、そこはそれほど大差ないかも。
これによって騎虎神道を部隊内から消去できるなら、さらに強い部隊を目指すことができるわけですが、全回復してくれなかった場合に少し困りますし、実際に戦場で使い勝手がどうなるか...まだ未知数なところはありますね。
人数系の新スキル「天地超克(てんちちょうこく)」もテーブルのS1に持っており、しばらく争奪戦となりそうな1枚ですね。
▲天地超克(てんちちょうこく)不屈付きで継戦力もある
■石田三成
最近の天では珍しく、特殊効果のないバニラの攻防武将です(飛翔はついてるけど)。
模倣可ということで、今期の火力の基準値となってくるポジションです。
飛翔17もあり、今期からの新提案となっている飛翔防御部隊(後述)のパーツにもなっている他、新SSスキル「國才連豪(こくさいれんごう)」の素材でもあるなど、意外と多くの役割を担っている1枚です。
■羽柴秀長
豊臣秀吉の弟、秀長です。
兄弟の同時出演は、イクサ大殿歴の中では初めてだと思います。
先の豊臣秀吉の紹介で登場しましたが、「無尽」もちの新武将となる1枚です。
豊臣無尽部隊に組み込むことを考えると、特殊すぎる初期スキル効果では部隊の用途が狭まってしまうため、万能ポジションの「砲」追加スキルとなりました。
初期スキルは移植できませんが、「無尽」つき新SSスキルの「絶無灰尽」は、この秀長からも移植可能となっています。
■荒木村重
今期、公開直前のギリギリまで、もっともバランスを悩んだスキルです。
人数系防御。盟主城の防御力にほぼ直接的に関与する重要な立ち位置です。
環境として意識するところとしては、未だに有力な島津防御、これまた同じく息の長い豊臣の日輪模倣、それから前期SSSの月煌侵蝕などになってきます。
攻撃側が強くなるのと併せて、防御側もしっかり成長幅を出していかなければ、生まれながらにして低い評価となってしまうため、いま環境に求められている能力値と、前期以前のスキルからの成長のとび幅との間で悩みました。
結論として、少し成長のとび幅が大きくなってしまうな...というところを感じつつも、月煌侵蝕のTR3と同じ係数(=防御人数×●%の●の部分のこと)とさせていただきました。
■長い
えーっと、記事がだいぶ長くなってきました。(まだ半分なのに...)
新天カード以外の話と、今期~来期のこととか、綴りたいことがまだまだたくさんありますので、今日はいったんここまでにしておきます。
それではまた。