みなさんこんにちは。
約一か月ぶりのブログ更新となりました。宣言通りです。
さて先週末「お城EXPO 2022」が開催され、スクウェア・エニックスから『戦国IXA』も出展させていただきました。
年末のお忙しい中、また遠方からお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
▲スタッフ手製の武将おみくじ(左)と傑吉フォトコーナー(右)
▲茶屋コーナー&戦国IXA-PVディスプレイ(左)と福引コーナー(右)
▲厳正な基準によって選ばれた、IXAを代表するイラストたち
▲ステージイベントにご出演された東城さん。初めてお会いできました
こうしたオフの戦国イベントには今後も機会があれば積極的に参加し、新規プレイヤーさんの獲得や、いつもプレイしていただいている皆さまとの貴重な交流の機会として、活用したいと思います。
ステージイベントでは、来期の大殿と、NHK大河ドラマ「どうする家康」の応援企画が発表されました。いかがだったでしょうか?
▲Twitterで実施した大殿ロト12は正解者なし。初顔5人では完全的中は難しいですね
(次回はもうちょっと面白くしたいです)
お越しくださったプレイヤーさんとはたくさんの話をさせていただきましたが、やはり次章の話題が中心でした。
今日の記事では、そんな新章の話について書き綴っていきたいと思います。
■新章βテストについて
直近まで2合戦にわたるβテストを実施させていただきました。ご協力ありがとうございました。
合戦のハイライト機能である「大合戦之図」をはじめ、戦功/武功/ポイントなどバランスが悪くなっていた箇所を調整させていただきました。
実施した結果や、アンケートでのご意見を踏まえて、再度検討と調整を行う予定です。
▲「大合戦之図」で合戦のハイライトを見逃さない
ところで、今回のβテストでお試しいただいた内容は、来期25章で予定しているアップデートのほんの一部にすぎません。
βテストは、合戦に関係がある機能のお披露目と調整がメインとなっていますから、現在まで発表されている内容は、分量としては全体の15%くらいでしょうか。
開発チームには日夜多くの作業をこなしてもらっています。
特に合成まわりに関してはとても重大なアップデートになると思いますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
■ワールド統合・刷新について
先日はワールド統合に関するアンケートを実施させていただきました。
少し時間が空いてしまいましたが、その節はご協力ありがとうございました。
明日公式ページでご案内が掲載される予定ですが、こちらで先行して発表します。
一日の差ですからブログ読者さま特典ということでご堪忍ください。
▼統合予定
●ワールド1=刷新
●ワールド9=刷新
●ワールド16=ワールド17と統合
●ワールド17=ワールド16と統合
ワールドの統合は、各ワールドの現在のプレイヤー状況(城主数+熱心な稼働プレイヤー数)をみながら、そのまま刷新する場合と、他ワールドと統合する場合とを、考えられる組み合わせでシミュレーションし、最終的に各ワールド全体にとって良い将来が訪れるように決断します。
アンケートも参考にさせていただいており、統合希望や希望される統合先ワールド、選択肢を選んだ理由を記載いただいたフリーコメントまでしっかり読ませていただいていますが、単純な多数決にはならない点はご了承いただければと思います。
統合となったワールド16と17では一期の差がありますが、ワールド17は東城さんの生放送や、イベントへの出展などゲーム外での活動が功奏したのか活発に伸びており、実力的にはそれほど断絶的な差はないと判断しました。
ワールド16は、プレイヤー数の減少が若干見られ単独での刷新は難しそうな状況でしたが、カードプールの差や、大統合したばかりでもあるワールド9との統合はないと判断しました。
さて、話題の中心になるのはやはり「ワールド1とワールド9の統合があるのか?」というところだったと思います。
1鯖と9鯖の統合については、短・中期的に見ると現時点では否定的です。
上述した統合の判断基準と照らし合わせてみても、お陰様でワールド1&ワールド9はそれぞれが活気あるワールドとして成立しています。
統合することで良くなる部分もあると思いますが、ネガティブな影響(負荷問題もそのひとつです)も含めて総合的に考慮すると、今回統合の判断には至りませんでした。
▲アンケート結果。W1ではW9との統合希望が強く、W9の意見とは隔たりがある
(最終的な判断となった項目を着色しています)
とはいえ、ワールド1については人の入れ替わりがなく、集まるメンバー&対戦相手も固定されマンネリが大きくなっている状況だと思います。
ワールド1で統合希望が強く表れているのはその点によるところが大きいと捉えていますので、ご期待頂いた方には希望に添えず申し訳ありません。
この件についてはワールド1にとっての重大な課題として捉えており、検討を進めているところです。
具体的には、
●カードプールの差を埋めるためのアイテムを配布しつつ、ワールド1への城主作成の推進
●「ワールド1 VS ワールド9」など、ワールドを超えた対抗戦の実施
●希望者へのワールド移籍のご提案
などが一案です。
本件については、皆さまの納得感の高い形で実施したいため、ぜひご意見をお寄せいただけると嬉しいです。
■「傑」について
前章から登場した「傑」ですが、獲得されたプレイヤーさんが増えてくるにつれ多くの反響をいただいたり、目にするようになりました。
現状は傑の存在によって、「くじを引いた回数」と、「それによって得られる強さ」のバランス設計に綻びが生じていると感じています。
たとえば天の場合は、くじ運に多少の振れ幅があっても、ある程度現実的な試行回数でいずれは収束することが考えられます。
一方で傑の場合は、提供割合が天や覇よりもさらに低いため、収束に要する回数があまりに大きすぎ、くじを引いた回数と、それで傑を入手できたかどうかの不公平さがより大きく立ちはだかり、「運が悪いね」では済まされないということが起こっています。
「くじを引いた回数」と、「それによって得られる強さ」に関してグラフにすると、下記のようになります。
▲くじを引いた回数ぶん強くなれるとした場合の、理想的な状況
▲傑によりこの曲線が乱れた状況
幸運にも傑を手に入れたことで部隊の強化が一足飛びに進むことは、ある程度許容されて然ると思う一方で、
直上2つめのグラフの通り、「くじを引いた回数」に対して散発的な分布になるため、逆転不能な「最強」の座が手に入ってしまうことは避けるべきでした。
▲理想的な「傑」との共存
『「傑」を最強になるためのマストピースにしない』と言っておきながらそうなっていない状況ですので、この状況を改善するべくあらためて設計を検討中です。
次章か次章の早いうちには、改良されたデザインをお届けしたいと思いますので、続報をお待ちいただければと思います。
●「極傑」と「姫傑」は廃止
ここまで4枚が登場した「極傑」と「姫傑」枠ですが、12月に登場した「朝日姫」を最後に、廃止いたします。
2か月に一度のペースで新しい傑が登場するにあたって、極傑と姫傑が担う妥当なポジションと性能を見つけ続けることは難しいと判断しました。
次が「傑」徳川家康で、その次に登場するのは6か月後の「天傑」ということになります。
「傑」徳川家康はすでにイラストができあがっております。楽しみにお待ちください。
■イベントも目白押し
定番となった(?)「包み」も大好評販売中です。
「木下藤吉郎」は"ミニ黒田"を意識した確率ブースターカード、「茶々」は初登場となる攻撃&速度両方の2倍化カードです。
オマケアイテムも盛りだくさんの詰め合わせとなっていますので、ぜひチェックしてみてください。
▲成長した二人の素敵なイラストが華を添える(イラストのBISAIさんはワンピースカードでも大活躍中)
ところでこの幻包み、茶々は史実として秀吉の側室なのに、なにが幻なんだと感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1537年生まれとされる秀吉と、1569年生まれの茶々との年齢差は、実に32歳差。
あたかも同級生のように描かれているところが「時のいたずらがもたらす」「かけがえのない幻のひと時」だったわけですね。
企画したスタッフが「なんか伝わってないかもしれない」とモヤモヤしていたので、この場を借りて補足しておきます。
明日実施予定のメンテナンスでも、いくつかのアップデートやイベントがございますので、引き続きお楽しみください。
■さいごに
今回は書きたいことが多く、とても長い記事になってしまいました。
早いものであっという間に年末が迫りましたね。
次回の更新ではさらに新章の話か、今期の振り返りなどができればと思います。
本格的な寒さがやってきているなと感じますので、風邪など引かれないようお気をつけください。
それではまた。よいお年を!