みなさんこんにちは。

　

武将育成は順調でしょうか？

内政は終わりましたか？

　

今回は、前回の記事で個別解説すると宣言した、立花宗茂の「天翔雷神」について考察していきます。

　

恒例のおことわりです。

　

このブログに記載される内容は、筆者の個人的な見解をもとにして、勘違いや誤りが含まれる場合がございます。

武将カードやスキルの性能を保証したり、販促を目的としたものではございませんので、あらかじめご了承ください。

パラメータ等の正確な数値については、必ずゲーム内をご確認ください。

　

■翔べ！タチバナ

　

　

とにかく飛翔を盛りましょうというスキルです。

　

注意してほしいのは、飛翔は各武将が実際に飛翔した値になりますので、スキル枠に飛翔を並べれば並べるほど合算されるわけではありません。

そこは天翔雷神というより、飛翔そのもののルールに沿っています。

1スキルとして大きい飛翔の値を持つこと。そしてそれを4人ぶん合計するということですね。

　

このスキルの情報を公開したとき、飛翔は全枠のぶんを合算するのか？というようにルールの誤解が一部あったかなと思いますが、そうしなかった理由としては

①飛翔そのものがそういうルールではないので、立花のために飛翔をかき集めるのは、ちぐはぐなカードが生まれる

②全スキル枠を飛翔スキルで埋めるほどの飛翔スキルのバリエーションが現状ないし、最強部隊にするための最適解がわかりにくくなりすぎる

といったところです。

　

さて、まず飛翔スキルおよび武将を、飛翔値が高い順に並べてみます。

　

▲飛翔スキルの飛翔値降順リスト

　

上から順に4人ピックアップすると、前田14・石田12・立花10・上杉9ですね。

単純にこの4人を連れてきた場合の飛翔値の合計は「45」なので、（45×8）％＋45％＝405％がいきなり確約です。

　

■もっと飛びたい方

さて、ものすごく重要なスキルとして「豊国ノ寵将」と「煙霞迷霧」がありますね。

　

　

豊国ノ寵将は+2、煙霞迷霧は+4ですから、合わせて+6。

4武将で24飛翔を稼ぐことができます。

ただし全員が1以上の飛翔を持っていないといけませんので、そこはご注意ください（0から飛翔は生まれない）。

　

■ようやく傾いた（かぶいた）前田慶次

▲俺のこと育ててない奴いる？

　

前期は残念ながら話題になることが少なかった前田慶次。

どうやら生まれる時代を間違えてしまった彼ですが、ようやく時代が追いつき、活躍の場が訪れました。

　

▲実は唯一無二だった「無苦ノ武神」

　

「無苦ノ武神」はSスキル1個につき飛翔が+4されるスキルですが、実はこの効果、追加／極限スキルが飛翔をもつ場合、そこにも飛翔値が足される仕様になっているのです。

前田の初期スキルの飛翔は2なので、2+4+4+4=「14」ですが、

例えば、飛翔12（卓越時）の新スキル「豊国天万」を移植すれば12+4+4+4=「24」になるのです。

要するに「前田自身だけ飛翔+12」と表現するとシンプルです。

　

つまり前田は飛翔値に関しては他の武将に追い抜かれることが実質ほぼ無いのです（移植できない飛翔50みたいな武将が出てこない限り）。

　

ではそんな前田さんに「豊国ノ寵将」と「煙霞迷霧」の効果が乗るとどうなるか。

　

▲「豊国ノ寵将」と「煙霞迷霧」は前田本人が所持しなくても良い

　

「30」ですね。

豊国天万が卓越時に4⇒12となる効果が先に処理され、無苦ノ武神の効果で+12、豊国ノ寵将で+2、煙霞迷霧で+4された計算です。

　

■いざ離陸

では実際に部隊を組んでみます。

まずは最終的な強さの想像は後回しにして、飛翔を最大にする構成を考えてみます。

　

現状のMAX飛翔を出すための手順は下記です。

　

①立花と前田を入れる

②全員に「豊国天万（飛翔12）」を付与する

③誰かが「豊国ノ寵将」と「煙霞迷霧」を持つ

　

シンプルに立花を部隊長にして、必須スキル以外を模倣で埋めてみた構成がこちら。

　

▲飛翔に関係あるマストなスキルを色付け。赤字は飛翔値

　

こんな感じでしょうか。

立花と前田以外は選択肢が広いので、豊国天万と模倣以外のスキルが出てこないように、石田と百地にしてみました。

　

先ほどは豊国ノ寵将と煙霞迷霧を前田慶次に付けて30飛翔をドヤりましたが、誰が持っていてもほぼ同じなので、実際のところ立花本人が持ったほうが取り回しは良いかもしれません。

　

この構成のスキルの発揮値と強さを見てみます。

　

▲保護とかは一旦省略

　

717％を8つ模倣して、他なんやかんやで合計9111％の部隊。

仮に素攻撃力を140万とするなら1.28億です。

　

豊国ノ寵将と煙霞迷霧の移植ハードルが高いのが、やはりネックではあります。

この2つを諦めると60飛翔になって1億を切るくらい。

または模倣をすべてBレア（1倍）の模倣に落とすと、それも1億ちょっとです。

　

・・・はい、察しの良い方はすでにお気づきかと思います。

そうです、これだと「豊国天万」が卓越しませんね（30％）。

卓越ブースト担当を起用するか、新SSスキル「月詠ノ覇威」を使って、自合流全体をまとめてブーストするか。

卓越しないと最大飛翔が得られないという、少しもどかしい設計になっています。

　

▲今期追加の新SSスキル。自合流なら「お供」の部隊もまとめて卓越ブーストできる。

　

こんなにSS模倣スキルで固めて、宇喜多や霧隠も溶かして、ようやく1億を超えてくるようでは割に合っていませんね。

別なアプローチを考えましょう。

　

■物足りない

実は、「天翔雷神」自体も移植することできます。

　

▲立花のテーブル。十束も入っている

　

先ほどの例はあくまで現環境の最大飛翔数を考察しただけなので、もう少し真剣に火力に向き合ってみましょう。

前回の記事で「2億出る」と大見得を切りましたので、私の考えた部隊をご紹介します。

　

▲天翔雷神を全員の極限枠に移植。

　

はい。

答え合わせとしては、

①斎藤道三と、絶域の織田信長（1997）を連れてくる

②天翔雷神を立花以外の3人の極限スキル枠に移植する

でした。

　

飛翔値は「8」下がりますが、卓越の必要はないのと、斎藤道三の極限枠に付与した天翔雷神の数字はなんと「2742.6％」。

「天頂ノ電光」付与時の2394％を大きく超えてきました。

　

上記の構成で2.15億くらいの最大値です（陣や名声の補正なし）。

蘆名部隊で起用されることの多い2名ですが、頭打ちになりがちな蘆名部隊よりは、飛翔の値次第で伸びていくこちらの部隊のほうが将来性がありそうです。

これには道三と信長もたまらずチーム移籍を希望してきました（？）。

　

育成や組み換えのコストはかなり高いですが、現環境から蘆名防御部隊も伸びていますので、蘆名攻撃からの卒業というシナリオもあるのかなという期待を込めて設計した部隊です。

　

■前田慶次は必須カードなのか？

ちなみに前田を使わないことによる飛翔値のロスは、序盤でご説明した前田がもつ固有の効果より、常に「12」です。

直上でご紹介した部隊から前田を外すと（飛翔を-12すると）、飛翔ぶんとしてはだいたい1400％くらいを失うことになります。

　

極限3倍の堀（No.1224）とかなら、「天翔雷神」移植で2000％くらいなので、極限枠で784％を出していた前田と入れ替わっても、差し引きそこまで遜色ないことになります。　

もう記事が長くなってきたので計算は示しませんが、前田でも堀でもほぼ火力は一緒で、ところが前田のほうが1コストも軽い点は見逃せません。

　

　

それで結局、前田慶次は救われたのか？

回答としては、「堀と同等か、それ以上に活用される部隊例をご紹介した」という事実だけ強調しておきます。

ここから先のご判断は、皆さんに委ねたいと思います。

　

■総括

立花宗茂および「天翔雷神」について考察してみました。

　

前回のブログで、『立花で2億出る』と書いたことをきっかけに、あれこれ考察してくれた方もいらっしゃったと思います。

ご満足いただける記事になっていると嬉しいです。

　

せっかくの新天カードがあまり掘り下げられずに「なんかあんま強そうじゃない」と切り捨てられてしまうのは悲しいので、少しでも話題になればと思い、テーマを投げかけさせていただきました。

今のIXAはなかなか難しいゲームになりつつあるので、私もイクサブロガーの一人としてしっかり情報発信していきたいと思っています。

　

前の記事でも書きましたが、今期の天のコンセプトは、新しい部隊テーマの提案と、部隊構成の選択肢の拡大です。

育成の難易度は高めですが、将来性を感じる新しいテーマが生まれたと思っています。

お手持ちのカードで目指せる構成があれば、ぜひ立花部隊を試してみてください。

　

次回は覇・伊達政宗について、今日と同じような考察記事をアップする予定です。

そちらもお楽しみに！

　

それではまた。