戦国IXA 公式ブログ 佐藤Pは天下統一の夢を見るか?

わんだふるβ2について振り返りと反省

みなさんこんにちは。

 

暖かくなってきましたね。

マンションの大規模改修工事が入っていて毎日爆音です。

窓の外を移動する作業員の方に我が家の犬も吠えまくるし、頭がおかしくなりそうな佐藤です。

 

■わんだふる杯(仮)の話

先日はわんだふる杯β2のプレイありがとうございました。

色々反響もありつつ、ワールド1では緊急メンテナンスに入るなどご迷惑をおかけしましたが、いつもと違う、たまのお祭り的な感覚で盛り上がっていただいた方も多かったんじゃないかなと思います。

 

wan_chizu.jpg

▲何はともあれ新しい画面はテンションが上がる

 

今日の記事では、β2の内容/仕様について、プレイヤーの皆さんから反響が多かったところを反省したり、今後に向けた計画などをお話しできればと思います。

 

▼全体の長さについて

3日間は長すぎるというご意見がかなり多かったようです。

ワールド1では1日目の17時には全ての砦が売り切れていましたし、戦乱期に入っても砦の奪い合いはそれほど起こっていなかったので、全体を通して暇な時間が多かったことは確かかなと思います。

 

時間の長さは相対的なものなので、やることがなければ半日でも数時間でも耐え難いでしょうし、逆にやることが多すぎて忙しければ3日間あっても足りないと感じるでしょう。

少なくとも今回の内容では、3日間という時間に対してはコンテンツ不足だったと受け止めています。

今後のアップデートで色々とルールやコンテンツが整備され、充実していく中で、ちょうど良い時間を提供できればと思っています。

 

▼ソロコンテンツについて

ソロでやれることが少ない、あるいは大派閥に所属していないと楽しめない、といったご意見も多かったです。

これに関しても前項と同様に、β2では戦乱期+砦の奪い合い部分しか新規でご提供できなかったため、コンテンツ不足なところが大きく響いたと思っています。

 

今後は「地方豪族」(「砦」じゃないほう)に関して、強さや獲得ワンコイン量など、味付けの調整は必須でしょう。

ワンコイン獲得量が多い「富裕豪族」がランダムで出現するのも面白いかも。

 

gold_zoku.png

▲「富裕豪族」雑イメージ(右)

 

また、第三の遊び方も追加していかなければいけませんね。

前々からアイディアとして書いている懸賞金システムも、局所的には個人と個人が戦うことを念頭においたテーマです。

あとは、ソロじゃないと進入できないエリアを設けるなど、マップ面でも遊びの幅を拡張していくことができると思います。

 

▼派閥について

大同盟+他国のゲスト、みたいな形であっという間に難なく巨大派閥が出来上がってしまう部分は、改善が必要だと思っています。

 

実は本当の構想としては、派閥を大きくしていくこと自体をもっと難しくしたいと思っています。

派閥の定員(上限)は小さい数からスタートして、課題をクリアして「リーダーレベル」的なものを上げていかないと大派閥を組めないとか。

たとえば

 

クエスト:『違う所属国の城主と派閥を組もう!』

 クリア ⇒ リーダーレベルアップ!派閥員上限「10人」解放!

 

みたいなことをやっていくイメージです。

砦の☆4を平定するとさらに上限解放とか。

こうすることで、仲間を増やすこともその人の才能のひとつ、という環境ができあがります。

大軍を率いることができるのは、それだけで相当なカリスマでしょう。

派閥形成に時間がかかれば、おのずと平定期の時間も埋まってきます。

 

今回は開発的にもそこまで実現できなかったので、最初から300人を解放していました。

この辺りの人数感というのは、砦や豪族の強さといったレベルデザインと密接に関わる部分なので、セットでしっかり設計しなければいけませんね。

 

同盟員と遊べない!とか、いつものメンバーから仲間外れにされた!といった反対意見も出そうですが、そこはイベント合戦のいつもとは違う遊び方として、ある程度納得してもらうしかない部分もあるかなと思います。

 

▲異なる国の城主と遊ぶメリット設計に関するご提言

 

▼指揮について

派閥の話が続いていますが、大派閥になると指揮が大変すぎるという話もあったでしょう。

統率力も集団ゲームの変数の一つではあると思いますので、統率の取れる範囲で派閥を作ってねというのも、正直なところありますが、とはいえある程度仕様のサポートは必要かなとも思っています。

 

 ▲子会社化してトップの負担を減らすという趣旨のアイディア

 

ある派閥の「傘下」になれるような仕組みを作って、時と場合によって共闘したり、主従関係になったり、報酬を分け合ったりできるのも良いかもしれません。

ただいずれもかなり複雑なシステムになりそうではあるので、現実的な落としどころは難しいところです。

まずは前項で触れたように、大派閥を作ること自体の難易度アップが先に来るので、話はそれからかもしれません。

 

それから、派閥員へ配布される領地ランキング報酬(ワンコイン)について、今回は開発の都合もあり、派閥員全員に固定の量でしたが、今期末から追加される『論功行賞』と似たような考え方で、自由に報酬配分を変えられる仕様も検討しています。

たとえば1位の派閥には、派閥単位で合計1億ワンコイン、とかにして

派閥長が『報酬の半分はオレがもらうぜ!』みたいなことを可能にすることで、リーダーを引き受ける皆さんをモチベートしていければと思っています。

逆にヒラの立場では、たくさん分け前をくれるリーダーのところに行きたいので、派閥間での人の行き来とか動きを作れると面白そうです。

 

▼古城 紋(こしろあや)さん配信

ワールド20では、「公認初心者配信チャンネル」で活動していただいた、「古城 紋(こしろあや)」さん率いる派閥が圧倒的な領地獲得で優勝されていました。

 

 ▲さすがの人気で圧倒的TOPとなった

 

古城さんは、公認初心者企画としてのご依頼期間はすでに終了しているのですが、なんとそれ以降もプライベートでイクサを続けてくださっています。

本当にありがとうございます!

皆さんもぜひ、配信をチェックして応援してあげてほしいです。

 

▼次回以降に向けて

上記までの話の流れで出てこなかった部分についても触れていきます。

 

・陣被りの警告が同盟員(派閥員ではなく)のものにしか出ないという不具合がありました

・派閥の合併や吸収ができると便利というご意見がありました

・砦の所有権を決める攻撃力按分をリセットする(1時間以内とか)

・助太刀依頼⇒ワンコインを払って人を勧誘したり、協力を求めたりする

・武将カード貸し出し

(↑2つ合わせて、ワンコインを稼いで、合戦中に使うという循環)

 

ここまでに記載してきた通り、やりたいこと/やるべきことは山積みです。

わんだふる杯はご覧の通りゼロから立ち上げて、まだまだ無限の伸びしろがあると思いますので、今後も楽しみにしていただければと思います。

 

■対面合戦

β2がひと段落したので、さっそく開発を再開しています。

前回の記事で対面合戦の開発が止まっていることを明かしたことで、皆さんをガッカリさせてしまったようで、申し訳ありません。

それだけ楽しみにしていただいているんだな、と感じた次第です。

そう遠くない時期に、初回の実施時期をご案内できると思います。

 

■さいごに

来週からは半期恒例の幻イベントが始まります。

おたのしみに!

 

それではまた。

佐藤P

佐藤P

スクウェア・エニックス「戦国IXA」プロデューサー。
IXAは2016年(12章「天導滅覇」)からプレイ開始。
天下統一を目論みブログを開設。
好きなものは将棋、馬、ウイスキー。
抱いているのは愛犬の
「チャコ(ダックスフント・♀)」。

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