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2016年10月11日
『NieR:Automata』ボイス収録現場ご紹介#01(花江夏樹さんの回)
みなさん、こんばんは。はじめましての方も大勢見ていただいていると思うので、改めて自己紹介いたします。『NieR:Automata』プロデューサーの齊藤と申します。
本日は、まだ暑かった夏の日に行われた、『NieR:Automata』のボイス収録現場のレポートを書いたので、ご紹介させていただきます。
こちらが都内某所のスタジオになりまーす!(今年の夏はかなりの時間をここで過ごしました)
というわけで、スタジオの風景をパシャパシャ撮ったので、まずはご紹介。
音響監督さんやエンジニアの皆さんが作業する机になります。奥の方に見えるスイッチやつまみが山程ついているのが収録の機材です。これは何度見ても「難しそうな機材」です…。どこをどう触ればいいのやら!?
収録するところに付箋が…。かなりのボリューム…。録り忘れがないようにしないといけないので大変です。中には当日差し替え(号外)もあるので、リアルタイムにチェックしていきます。
ゲーム画面をこのスクリーンに写して、タイミングや臨場感のチェックを行います。シーンによってゲーム画面の完成度はバラバラですし、時にはモーションキャプチャー中の映像なんかにあわせて、台詞を収録していかなくてはならないので、声優さんも大変です。
収録数が多い時には映像出しも大変ですし、収録したボイスが行方不明にならないように細かいルールを決めてファイル名の管理をしています。アドリブでの息遣いなどの追加もあるので、ファイル管理は重要です。
本日の主役、花江夏樹くんがやってきました!
まずはディレクターのヨコオタロウとのミーティングを開始。今日もまた叫び倒す収録になるのか!?事前に台本を読み込んで来てもらったので、収録前のミーティングも和気あいあいな雰囲気の中、順調に終わりました!
収録はこういったブースに入って行われます。実際の収録は、声を出しやすくするために立って行いますが、今は最終の台詞チェック中でしょうか?机の上には複数の台本が…。今回の『NieR:Automata』の台詞は4冊の台本で構成されてます。花江くんが担当する9Sはかなり台詞が多くて大変な役回りです。
収録後のワンカット!満面の笑みを浮かべるヨコオタロウと花江夏樹両氏。果たして今日の収録は上手くいったのでしょうか?というわけでお疲れ様でした!
次回は、2B役の石川由依さんの収録風景をお届けします。お楽しみに!