みなさんこんにちは。
前回の記事は、2月27日にアップした伊達の記事でした。
一ヶ月以上経ってしまったんですね。時間が経つのは早いです。
今回は、盛りだくさんとなった4月のアップデートについて、あれこれお話しします。
全部書いていると記事が相当に長くなると思いますので、新武将カードの話と、それ以外の話で分けようと思います。
というわけで今回の記事では、新しい武将カードをご紹介します。
以下、恒例のおことわり
このブログに記載される内容は、筆者の個人的な見解をもとにして、勘違いや誤りが含まれる場合がございます。
武将カードやスキルの性能を保証したり、販促を目的としたものではございませんので、あらかじめご了承ください。
パラメータ等の正確な数値については、必ずゲーム内をご確認ください。
■3人の「文化人」が登場
IXAを代表する(?)文化人、曲直瀬道三・今井宗久・果心居士が天となって登場です。
▲コンセプト天も「忍者」「姫」「剣豪」に続き4回目
順番にご紹介していきます。
◆曲直瀬道三(天)
▲美しい蛾がモチーフに。「オオミズアオ」で検索してみよう(『蛾』画像注意)
まずは曲直瀬道三。
こちらは「煙霞迷霧」や「豊国ノ寵将」と似た飛翔数アップのスキルで、しかも+7というさらに上を行く効果ですが、卓越しなければいけません。
卓越部隊に高飛翔を供給しますが、お察しの通り、用途の本命としては立花部隊の可能性をさらに広げるカードとなっています。
(参考:立花の紹介記事「天翔雷神」)
立花部隊として飛翔を伸ばしながら卓越も両立させる必要があるという新しい課題になっています。
使い方はちょっと難しいと思いますが、ぜひ良い使い方を考察して、楽しんでほしいです。
◆今井宗久(天)
▲手から塩...じゃなくて金貨をパラパラ
今井宗久は、対象兵科の「全」対応化に加えて統率を問答無用でXXXで計算、という超ハイパー便利武将として登場。
今井宗久といえば個人的に「鉄砲商人」に対する思い入れが強くて、何かこれをオマージュして今の環境にマッチするカードとして蘇らせたいと思いました。
▲今では移植が当たり前ですが、昔はこいつをこのまま使っていた
「理論上の最強部隊」のような部隊が仮にあるとして、そういう部隊の必須メンバーになるタイプのカードではありませんが、現実的にはほとんどのシチュエーションで部隊性能を底上げしてくれると思います。
①統率XXXにするには極限突破や天限突破、さらには「ゆのじい」の使用が必要になるが、それらが不要になる
②「鉄砲足軽」で運用している「砲」部隊を、そのまま「焙烙火矢」に転用できたりする(統率ランクを3種XXXにするのは現状では難しい)
その前に、兵科統率の基本仕様についてかんたんにご説明すると、
●統率「B」で、その兵科を指揮すると1倍(=兵士パラメータ通りの能力を発揮)
●統率「SSS」で、その兵科を指揮すると1.2倍
●統率「XXX」で、その兵科を指揮すると1.4倍
といった計算仕様になっています。
▲今井はいったん置いといて基本仕様。上級兵や砲兵では二兵科の平均を見る
そこでこちらの新天・今井宗久を編成すると、部隊内の全武将は、もとの統率がいくらであっても全員「オールXXX」として振る舞うことになります。
▲例:「X」で指揮していた場合と、「XXX×B」(上級兵や砲)で指揮していた場合
▲つまり「XXX」から遠い運用をしているほど、恩恵は大きい
色んな部隊に入ってきて、大立ち回りしてくれる武将だと思います。
◆果心居士(天)
▲かわいいネズミを召喚
さいごに果心居士。本丸防御陣形に関するカードです。
最近ではヴァリニャーノが本丸の強カードとして人気ですが、それ以外ではなかなか本丸防御陣形の構成に目立った動きを作れていなかったので、新しいテーマになる武将を登場させました。
本人コストが4なので、実質的には「4.5コスト以上の人数×90%」という性能を発揮します(本人を0.5コストアップしないように注意してください)。
本丸防御陣形にはコスト制限があるので当然コストを抑えたいわけですが、それに逆行して高コストの武将を多く置かなければいけない、というところが課題になっています。
本丸防御陣形に配置できるのは本人を除き19武将ですから、19×90+70=「1780%」が理論上の最大値になるでしょう。
実際のところ4.5コストの武将が19枚だと85.5コストにもなってしまうので、一列分のコストをチャラにする尼子経久(No.1155)や、今期の天である島津が輝いてきますね。
▲これから評価爆上がり間違いナシ(?)の新天・島津さん
今月登場のシクレでも、果心居士とシナジーのある強力なカードが出ていますので、要チェックです。
▲5コストをノーカンはかなり大きい
構成は悩ましいと思いますが、ぜひ強力な本丸防御陣形を組んでみてほしいです。
■「極」も復刻
恒例となっていますが、同名の極(&特)カードも復刻しています。
こちらも同じようにご紹介していきます。
◆曲直瀬道三(極)
▲お医者さまは一旦休業(文化人)
IXAでは誰もが知っている『お医者さま』として長年に渡って大活躍中ですが、新しい攻撃スキルを引っ提げて登場。
12以上の飛翔を付与して持ってくると、飛翔を失う代わりにボーナスとして高い攻撃効果を発揮します。
現時点の感覚では飛翔12はかなり高めの要求ですが、180%の4倍=720%という破格の性能です。
どう使うのという話ですが、ここで「豊国天万×医皇コンボ」なるものをご紹介したいと思います。
新天・石田三成のスキルはもちろんご存じですよね。
▲これから評価爆上がり間違いナシ(?)の新天・石田さん
卓越すると、飛翔12を得るのでしたよね。
こんなカードを考えてみます。
▲(左)おなじみの卓越3種で出来上がった強カードと、(右)豊国医皇コンボ
「豊国天万」で飛翔12を獲得して、「医皇」が特殊発動。
スキル効果としては「仙剣破斬」と「火之迦具土神」の合計を一割程度ですが上回っています。
上記で例にしたような、卓越スキルで完成した武将を敢えて作り替えるほどではないと思いますが、お手持ちのカード次第ではこのコンボを活用した卓越部隊もアリかなと思います。
もちろん曲直瀬本人に「豊国天万」を付与して使うこともできます。
模倣も可能ですが、模倣した側にも飛翔12が必要ですので、ご注意ください。
ちなみに「飛翔を失う」とは、飛翔がマイナス12されるとかではなく、その武将から完全に飛翔が失われる(=ほかのスキル枠も含めて、強制的に飛翔を持っていない扱いになる)ので、お間違いないようご注意ください。
したがって立花部隊ではほぼ使えないと考えて良いでしょう。
◆今井宗久(極)
▲イラストはさっきも出てきた
本願寺キラーとして前期に登場した、「真田昌幸(No.1218)」の強化版です。
本人コストが0.5となりつつ、掛け算の係数が大幅にアップしています。
低コストゆえ指揮兵数は心もとなく、真田よりもさらにピーキーになったと言えますが、それでも0.5コストとしては破格の数値を与えられています。
スキル額面だけなら超強力ですので、うまい使い方が求められると思います。
◆果心居士(極)
▲『敵城に 果心居士見え 家臣固辞』(©まつもとりせ さん)の俳句が特別賞に輝いた、憎きアイツ
自軍の総破壊力を掛け算で上昇させるスキルです。
防御側からの、攻撃側への破壊力デバフとして「月狼貴妃」や「天下静謐」が昨今取り沙汰されているため、攻撃側ができる対策として用意しました。
■さいごに
いかがだったでしょうか。
今回はかなりバラエティに富んだラインナップになったと思います。
●立花部隊の新パーツ
●統率無視の超ユーティリティーカード
●本丸防御陣形の新テーマ(⇒新天・島津の活用)
●飛翔を利用した新スキル(⇒新天・石田の活用)
●本願寺キラーカード
●破壊デバフ対策
文化人の天ということで、回復系のスキルとか、えげつない特殊系スキルを予想していた方もいらっしゃったと思いますが、戦闘スキルが中心でした。
今期は【もっと育成できるIXA】というテーマを掲げていますから、皆さんには武将の育成を楽しみながら部隊の正統強化をしていってもらいたいと思っています。
色々なことをこの四月に集中させた結果、ものすごい開発量になりました。
無事にメンテナンスが明けて、ほっとしています。
やはりカードだけでもなかなかの記事ボリュームになってしまいましたので、分けて正解でしたね。
イベントやキャンペーンの話も続けて投稿していきたいと思います。お楽しみに!
それではまた。