みなさんこんにちは。
先日、人の父になった佐藤です。
息子ですが、幼名は「竹千代」です。ウソです。
今日は、現在開発中の新しい合戦について、進捗(しんちょく)状況をお届けしたいと思います。
天下統一戦に代わる新しい特別合戦を検討中であることと、検討の方針については、こちらの記事(のだいぶ後半)で詳しく書いてありますので、未読の方はぜひご覧ください。
■3つの要件
新しい特別合戦は、下記の3つの要素を満たすものとして検討していくと先の記事でご説明しました。
① 幅広いプレイヤー層(順位やプレイスタイル)が平等に楽しめる
② 所属同盟や国とは異なる所属でプレイするorプレイできる
③ 自由度を高め、その中で知力・戦略で優位に立てるゲーム性
簡単にまとめると、いろんな人が、いろんな遊び方ができるような、懐の広いゲームになると良いなと思っています。
■ゲームのイメージ
ご託は最小限にして、実際に決まっているところからお伝えしていきます。
◆戦国時代「成り上がり」の再現!
すべてのプレイヤーは、平等な一人の戦国武将として始まり、おのおのの生き様に合わせてゲームを進めていきます。
▲遊び方はひとそれぞれだ
最大勢力を目指して領地を拡大するもよし、他の強プレイヤーに仕えて参謀を務めるもよし、誰とも'つるまず'に気ままに遊ぶもよし。
全員が同じ遊び方や一つのゴールを強制されない、というところがポイントです。
天下統一戦では「どこかの国が天下統一を達成するか、それ以外か」という風に、最終結果がピーキーなところがありましたが、そういった部分も解消されるでしょう。
ランキング(格付)によらないアイテムの獲得手段なども充実させて、すべてのプレイヤーが楽しめる環境を作りたい、というのが大切なコンセプトです。
実際に新しい特別合戦に期待する具体的な「体験」については、後述していきます。
◆個人戦からのチームメイク
上記で触れた通り、新しい特別合戦では、専用マップ上で100%個人プレイとしてゲームがスタートします。
▲スタートはみな平等。バトロワのようによーいドンで開始する感じ
個人プレイと聞くと驚かれるかもしれませんが、安心してください。
これはあくまでゲームの自由度を極限まで高めるための初期設定であり、実際にはいつも遊んでいる同盟の仲間と、すぐにチームを組むこともできます。
この初期設定が、新しい特別合戦の根幹であり、醍醐味となります。
・同盟員と集まって、いつも通りのチームを組むもよし
・いつものメンバーとは離れて一人で遊ぶもよし
・他のチームに紛れこんで流浪(るろう)プレイをしてみるのもよし
・いつもの同盟と他の同盟とで、合同の新同盟を作ってみるのもよし
・複数の同盟からエースプレイヤーを集めたドリームチームを作ってみるのもよし
などなど、チーム作りによっていろんなドラマが生まれるようにしたいですね。
▲半年に2回くらいは、いつもと違うメンバーで遊んでみるのも良い
結局はいつもの仲間と遊ぶケースが多いでしょうし、それはそれで良いですが、どのような形にせよ他の誰かと一緒に遊ぶことをぜひ楽しんでもらいたいです。
イクサは、他人とのコミュニケーションや関わりによって面白さが何十倍にも膨れ上がるゲームだと思っています。
◆期待する体験①「協力プレイ」
まず大前提として、一人で遊ぶプレイヤーも決して孤独にはさせない、そんな平等な体験が必要だと考えています。
『いつもの仲間とばかり遊ぶのも飽きたなぁ』
『かといって、ソロで遊ぶのも無理があるしなぁ』
こんなケースにも対応します。
ゲリラ的に発生した野良の合流攻撃に気軽に参加して、ちょこっと報酬だけもらってバイバイとか、そんな遊び方があっても良いのかなと。
▲アルバイト感覚で合流/加勢に参加!?
いわゆる「クエスト」は基本的にシステム側からプレイヤー側に対して一方通行的に示すものですが、プレイヤーがプレイヤーに何らかの支払いをして協力を求めるなんてことができても面白いと思います。
また、この協力クエストをきっかけに、新たな仲間との出会いもあるでしょう。
▲価値観は人それぞれ
新しい特別合戦では、合戦の最中であっても、チームの結成や解散/メンバーの加入や脱退を可能とすることで、イレギュラーな動きを作り出したいと思っています。
誰かと誰かが急に手を組んだり、かと思いきや、仲たがいして別れたり...。
対人ゲームであるがゆえに予想できないことが起こるのが、イクサの面白いところではないでしょうか?
▲ライバル同士が共闘する展開も胸アツだ!
また、個人プレイをベースとするこのフォーマットであれば、いずれはワールドをまたいだ開催も可能になるかもしれません(すぐの予定はありませんが...)。
◆期待する体験②「領地取り」
ハイエンド(上位)なプレイヤーの遊び方としては、やはり領地取りがメインになってくるでしょう。
▲縄張りを広げて、名を轟かせる
最終的に確保した縄張りがもっとも多いチームが勝利、といったルールが、上位プレイヤー向けに用意されたコンテンツになると思います。
ここは天下統一戦と同じように、各国筆頭ないし上位同盟の皆さんには、しのぎを削ってほしい部分です。
大きな成果を残したければ、協調性や、複数のプレイヤーを束ねる指揮力が必要になるでしょう。
このエッセンスは、天下統一戦での文化にもなっている、共闘や渉外のなごりを残しています。
かといって、誰かが誰かにそれを強制したり、他のプレイヤーの遊び方を狭めるわけではない、というバランスは必須要件です。
▲いつの時代も、人を束ねる「カリスマ」が必要だ(たぶん)
優勝すると朝廷から莫大な褒美がもらえたり、征夷大将軍の称号を得られるとか、最終目標となるようなアツイご褒美はしっかり用意したいです。
終戦報告書が発行されて終わりではなく、IXAの歴史に本当に名を残せるような仕組みも検討しています。
◆期待する体験③「懸賞金システム」!?
まだ粗削りなアイディアではありますが、懸賞金のような仕組みがあると面白くなりそうだなと思っています。
▲強くなるとは、敵を増やすことでもある
戦場で猛威を振るっているプレイヤーや、チームには懸賞金が発生します。
懸けられた懸賞金は、自分たちの強さの証明でもあるし、それ自体が名誉にもなるでしょう。
懸賞金システムの良いところは、下記です。
狙われる対象となることで、特定のプレイヤー/チームの活躍を制限する
プレイヤー vs プレイヤーの戦闘機会を生む
ソロプレイヤーでも賞金稼ぎ的な動きができると、プレイのモチベーションになる
①でご紹介した協力クエストと類似したテイストとして、プレイヤーがプレイヤーに懸賞金を懸ける、みたいなことができるとさらに盛り上がるかもしれません。
この辺はだいぶ大風呂敷を広げているので、どのような着地になるかは続報をお待ちください。
◆一番力を入れるのは、「人の動き」のデザインと、その可視化
ここまでご紹介した「期待する体験」の総括的な内容になります。
新しい特別合戦では、各プレイヤーの動きのバリエーションはうんと広がり、複雑化していくでしょう。
▲プレイヤーの動きのイメージをチャート化
また、新しい特別合戦で一番の関心ごとを「人の動き」にしたいと考えています。
『誰がどこで活躍している』とか
『誰と誰が手を組んだ』とか
『誰が仲間を募集している』とか
『誰にいくらの懸賞金がかけられた』とか
そういうことがわかる画面や、雰囲気作りに力を入れたいですね。
▲「大合戦之図」も活用しながら、"人の動き"を演出
■皆さんと一緒に作っていく合戦
今回お伝えできるのは、ここまでとなります。
決まっている部分はまだ少ないですが、まずは根本となる「体験」を大事にしながら、仕様を整備していきます。
体験を大事にしていけば、どういうゲーム仕様になるべきかは自ずと決まってくるのかなと思っています。
さて、新しい特別合戦は、イクサーの皆さんが心の底から気に入って、毎回楽しみにするような合戦にしたいと思っています。
ですので、多少粗削りであっても積極的にテストしたり、この記事のように検討中の仕様をお知らせするなどして、プレイヤーの皆さんからのご意見やフィードバックを得たいです。
この記事時点でのご感想もぜひお聞きしてみたいので、@IxaPrのこの記事のお知らせツイート宛てにリプライお願いします。
「こんなふうに遊べたら面白い」
「こんなシチュエーションがあったら興奮する!」
とか、ふわっとしたものでも構いませんので、思いのたけをお聞かせください。
ブログやYoutubeもすべて拝見していますので、ぜひぜひ発信お願いします。
...というわけで、イクサーの皆さんと一緒に新しい特別合戦を作っていくためのプレゼント企画として、
@IxaPrに、新合戦に関するご意見をリプライでお寄せいただいた方全員に、
「金200」をプレゼントいたします!
どうぞよろしくお願いいたします。
▼対象期間
5月7日(日)の23:59まで
(※何件リプライいただいても、おひとり様1シリアルとさせていただきます)
■さいごに
一般的な暦に沿えば、明日からゴールデンウィークという方が多いでしょうか(私もそうです)。
IXAでは金色のサンマを集めるイベントなど、「金」にちなんだ催しが展開されていますので、チェックしてみてください。
5月4日からは天下統一戦が始まります(5日開戦)。
負荷状況については少しずつですが改善が進んでいて、少なくとも通常合戦では、5分10分といった大型の遅延は刷新以降ほとんど発生していません。
(しかし、前回の合戦では部隊が長時間帰還しないトラブルが複数件みられたようです。こちらは戦闘遅延とは異なる事案として、急ぎ調査中です。)
いっぽうで、天下統一戦(の特に大殿城)では処理の集中が桁違いになるため、最大で15-20分程度の遅延が発生する可能性は大いにあります。
ご不便をおかけする状況もあると思いますが、弊社としても万全の監視体制で臨みますので、どうかお付き合いいただけると幸いです。
それではまた。
▲GWはどこにも行けない IXA監視と赤子監視