光の4戦士 ファイナルファンタジー外伝 OFFICIAL BLOG

こんにちは、プロデューサーの浅野です。

さてさて、第二回となります。
なかなか更新できず申し訳ないです、、

本当はもっと軽い内容でも更新頻度が高い方が
ブログとしては良いのでしょうけれど、、

それでは前回のつづきとなりますが、
はじめましょう。

前述の企画コンセプトをもって
時田さん、開発のマトリックスと作戦会議。

お話し、世界観はできるだけ
"ベタな、典型的な、シンプルなもの"が良い。

単純な目的が明示され、
それを達成するために世界をめぐる。
そして各地で事件に巻き込まれる、
困った人がいる、と。


そんな議論の流れの中で時田さんが書いてくれた
世界観設定の一部を紹介しましょう。

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ブランドたちが訪れる様々な国々。
独自の種族がその文化を形成している。
欲にとらわれた彼らの業が魔物を生み出している。

それぞれの国には、今のあり方に疑問を持っている者たちもいる。
彼らはブランドたちと共に国々、そして世界を変えていく。


●小国【スペランツァ】

ブランドたちの住む辺境の小国。
一角獣を紋章に掲げる穏やかな国。
取り立てて特徴のない小さな領土だが、代々の王により平和に暮らしている。

だが、歴史の裏では小国の和平を引き換えに
武器となる資材の提供など間接的に戦に加担していた。


●森の楽園【ウルスス】

熊を紋章に持つ自然主義の国。
森の奥の豊かな楽園。
植物と同化したような姿を持つ種族が住む。
幼少期は蕾のような姿だが、成人を迎えるときに性別を選択する。
女性は美しい花を咲かす。
怠惰にとらわれている。


●狩猟国家【グーラ】

猪の紋章を持つ狩猟民族の国家。
戦争をしている大国の傭兵として、活かすものもいる。
大柄な体躯を持つ種族。
暴食の欲に囚われ、凶暴な魔物を生み出している。


●商業都市【ウルペス】

狐を紋章とする世界の市場といわれる商業の国。
各国の文化が入り乱れる港町。
様々な品物が流通している煌びやかな町並み。
強欲に囚われている。

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ホルン、グーラ、エルバ、ウルペスの
ベースとなった設定ですが、、


★世界観設定、キャラ設定の時点で意識したこと。

語弊があるかもしれませんが、
"できるだけドラマチックにしない"
ということを意識しました。

なので、上の案からは
世界が戦争してたり
細かい説明が必要そうな部分は
ばっさりと落としました。

ドラマチックにすればするほど、
それをイベントで見せたくなってしまう
(イベントで説明する必要がでてしまう)ので。

光の4戦士の開発コンセプトは
FCのころのRPGです

なのでシナリオ・イベントをモチベーションとして
ゲームを進行させるのは違うと考えています。


ではなんなのか?

(これはJRPGとクラシックRPGの違いはなんなのか?
という意味にも近そうだけれど)

時田さんの言葉を借りるならば、

"舞台(世界)を用意するにとどめる"

ということで、つまり
シナリオ・イベントでひっぱるのではなく
舞台を楽しんでもらう、
ということなんでしょう。

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ゲームらしく、
わかりやすく、
そしてサプライズのある作品を!

時田さんがここ1,2年で得た確信、とのこと。

自分もほんとにそのとおりだと思うので、
今後もガンガンやっていきたいと思います!


あとロマサガ4じゃなくってごめんなさい、って^^;