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水田 直志 Naoshi Mizuta

好きなもの: たい焼き(近頃は、皮が薄いのとかいろいろありますが、普通のが好きです)、 コーヒー(淹れるのも含めていいですね)、 iPhone(すかっりはまってしまいました) 写真撮影(オリンパスのe-510を使用中、raw現像もまた楽し) お散歩(遠出からご近所まで)

水田 直志

「ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士」その2

水田です。毎日暑いですね。


さて、今回はバトル曲に関して書いてみたいと思います。

バトル曲は、RPGの華。なんどもなんども、くりかえし再生されます。

何回聴いても飽きのこない曲にしなくてはなりません。

それにくわえ、今作はファイナルファンタジーシリーズの一作品です。

FFのバトル曲には、プレーヤーの皆さんも一家言あるはず。

ということで、作るほうも気合が入ります。

開発チームとイメージのすり合わせを行い、今回とることになった手法は...。

初期のFFシリーズバトル曲の伝統、デデデデベース(←今、名付けました)を再現する!

ということになりました。

デデデデベースとはもちろん、FF6までバトル曲のイントロに使われていた、

「♪ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ソ・ソ」というベース音のフレーズのことです。

これを使って、皆さんになじみのあるファイナルファンタジーのバトル曲らしさを

演出してみようという試みです。

といっても、そのまんま使ったのでは面白みがありませんので、

新しく作ったイントロの後にデデデデベースを自然に溶かしこんでみる

という感じでやってみました。


(ページ下部の、光の章ザコバトル曲 「剣をおさめて」 をお聴きください)


いかかでしょうか。

なんか、はじめて聴くはずなのに、もう何度も聴いたようような気がする

といった感じになっていますでしょうか?


ところで今作では、「光の章」と「闇の章」という二つのシナリオが

おり重なるようにストーリーが展開されていきます。


先ほど聴いていただいたのは、「光の章」のバトル曲で、「闇の章」では

またもうひとつ別のバトル曲を用意して、バリエーションをつけるというようなこともやっています。


(ページ下部の、闇の章ザコバトル曲 「闇を裂く剣」 をお聴きください)


さて、今まで聴いていただいたのは、いわゆる「ザコバトル」といわれる曲ですね。


RPGの音楽には、もう一つのハイライト、ボス戦のバトル曲があります。

RPGの曲のなかで、作曲者の個性がきわだつのが、このボス戦のバトル曲だと思います。

ぼくなど、いろんなゲームのボスバトル曲を聴くと、作者の苦労が伝わってくるような気すらします。


ここにもいろんなタイプの曲があって、イケイケな感じのもの、おどろおどろしく恐怖をあおるようなもの、

オーケストラでスケール感たっぷり、緊張感あふれるものなどなど...。

今回の、「FFレジェンズ」ではこちらから攻めていくタイプの積極的な感じの曲にしてみました。


(ページ下部の、バトル曲 「脅威に立ち向かう」 をお聴きください)


いかがでしたか。

やったるでーという気分になりましたでしょうか。


ということで、今回取り上げたバトルの曲、

ゲームの盛り上げ役である曲たちは、こんなふうにできているというお話でした。



「ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士」は、いよいよ終章の前編も配信され、

物語は佳境に入ってきました。

いまからはじめても全然おそくはありません。

むしろ、待たずにさいごまで一気に遊べるという魅力もあります!

よろしければ、ぜひお試しください。

「ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士」公式サイト

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 かならず目をとおしますよ^^

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光の章ザコバトル曲 「剣をおさめて」

闇の章ザコバトル曲 「闇を裂く剣」

バトル曲 「脅威に立ち向かう」