先日発売されました「シアトリズム ファイナル ファンタジー」
3/8追加コンテンツとして下記4曲が配信になっております。
FF マトーヤの洞窟 (FMS)
FFIII バトル1 (BMS)
FFXIII アルカキルティ大平原 (FMS)
FF零式 我ら来たれり (BMS)
この4曲、過去にバンドで演奏した事があったり開発に参加してたりで
どれも思い出深い曲ばかりなのですが、
今回はFF零式「我ら来たれり」曲の録音に纏わる話しを
少し書いてみたいと思います。
この曲は皆さんも一度は見たことあるかもの
オーストラリア、シドニー、オペラハウスにて
シドニーシンフォニーの演奏により録音を行いました。
http://www.sydneysymphony.com/
昨年、FF零式コンポーザー、石元君と
真夏の日本から真冬のオーストラリアに行き
1日目 着いた午後から現地スタッフと打ち合わせ
2日目 オーケストラ録音
3日目 コーラス録音、ミックス開始
4日目 ミックス続き、夜の飛行機で帰国
という全く隙のない何か1つでも滞るとアウト
という怒涛のような4日間でした。
演奏中はもちろん張りつめた空気なんですが、
休憩中、演奏家の方達が
「この曲のメロディー凄く憶えやすくて良いね!」
と楽しそうにサンドイッチを食べながらメロディーを口ずさんでいたのが印象的で
緊張とリラックスが丁度良いバランスでブレンドされている現場でした。
(海外のオーケストラレコーディングでは演奏の合間の休憩に演奏家の人達が
食事したりするのも日本のオーケストラレコーディングでは見られない光景です。)
指揮者も事前に譜面を把握してきてくれており録音、
ミックス作業共に「あれ?もう終わり!?」
と思うくらいスムーズに終了しました。
結果、素晴らしい演奏と迫力のあるコーラスが録音出来たと思います。
下記で一部試聴出来るようにしておいたので是非、聞いてみて下さい。
以上、河盛でした。
昨年、ファミ通さんに掲載された石元君のインタビューです。
FF零式、音楽、レコーディングの裏側が更に良く解ります!
http://www.famitsu.com/news/201111/02004915.html
我ら来たれり