「BRAVE FENCER 武蔵伝」20周年 (^ω^
昔々「BRAVE FENCER 武蔵伝」と言うゲームがありましてな、コミカルなキャラクターに軽快なアクションが見事にマッチ!それはもう楽しいものじゃった。一難さってまた一難!!危機また危機の連続だ!!「激流下り」、「スチームウッドの暴走」に「ヴァンピボウル」や「トポのダンスorダイ」などに泣かされた方も多かったかもしれんじゃのぅ...。
さてそんな「武蔵伝」ですが、1998年夏の発売から2018年7月16日でなんと、なんと!!20年目となります。ありゃりゃ20年ですよ、オギャーと生まれた赤ちゃんが20歳です。当時小学校1年生だとすると...27歳!?なんという重み、20執念ナリ...。
当時のワタクシはと言いますと、ぶっちゃけコミカルなものは手がけたことがなく(^^; どのように音楽的な演出をするべきか?といろいろと思案しておりました。さんざん頭を悩ませた結果、メインテーマ以外にサブテーマを作ってそれらのモティーフを様々な形で引用し、ムサシが駆けめぐるであろう世界を常に新鮮に、でも聴き覚えがあってより印象深くなるようにしていこうと考えました。このため最初のフィールドにメインテーマを配置しまして、その後のステージで各モティーフが入り混じりながらムサシの冒険に寄り添っていく...たしかそんな思いを込めていたと思います。
もちろんこれらのモティーフを用いない楽曲もあります。例えば「ふたご山」の曲は、前半はムサシと一緒に山を登り、後半は登りきった山頂からムサシが雲海を眺めるようなイメージで作っていたと思います。前半と後半の印象が全然違っていたりするのはそのためですね〜。
ほかにも各ボス前には必ずボス曲の一部を引用したアレンジ曲を鳴らすとか、音楽士を救出するたびにお城の曲のパートが増えていく(小川のアイデアです!)など初めての取り組みも多々ありました。パートが増える曲はチビッコにはわからないんじゃないの?ってな感じでオリジナルサウンドトラックCDには入れませんでしたが、意外とウケが良く後に選曲ミスと気づくとか、とか...(^ω^; いろいろありましたね、うわはは。
そして記念すべき日、ささやかではありますが楽曲をいくつかアレンジしてみました。「BRAVE FENCER 武蔵伝」の音楽を担当しておりましたワタクシのちょー個人的な思いを込めたものではありますが、お楽しみいただければ幸いでございます。 m(_ _)m
そしてなんと小川からもメッセージを頂いております!
今回「BRAVE FENCER 武蔵伝」発売から20周年ということで、元ドッター出身として記念のドット絵にチャレンジしてみました。
BRAVE FENCER 武蔵伝 企画/脚本/キャラクターデザイン 小川公一