「ほこら」の記憶
「ドムドーラ」という廃墟の町がとても好きで、意味もなくウロウロしているプレイヤーでした。
今思うとこの時に「廃墟の美学」が僕の中で形成されたのかもしれません。
そして「ほこら」の音楽。
この曲はほんと大好きで、中学生の時に毎日狂ったように昼休みにオルガンで弾いていたら、
「ほこらを弾く」という行為自体が流行りだし、何故だか友達も練習を始めて、
あちこちから「ほこら」が聞こえてくるというなんともシュールな学校でした。
当時のサントラブックレットには楽譜が入っており、それを拡大コピーして譜面にしました。
低学年の息子が「序曲」を口ずさんでいます。
ゲームを通して何百回、それこそ何千回も聴いて覚えたメロディは、
ユーザーの数だけ色々な思い出があり、そしてこの先も語り継がれていく事でしょう。
心よりご冥福をお祈り致します。