2017年03月23日
アーク
Augmented Rights Coalition(オーグ権利連合)通称「ARC」は、草の根運動レベルからスタートした。しかし、オーグ市民の虐殺が政府によって見過ごされている状況を不安視したヨーロッパ中のオーグメンテーション支持グループが団結することによって活動は拡大。当初はオーグメントに対し、援助と法的支援を提供することが活動目的だったが、オーグへの恐怖が広がるにつれ、オーグメンテーション擁護活動へと進化。指導者は元医師のタロス・ラッカー。
しかし、近年の情勢がたたり監視対象の組織となってしまった。2028年以降に発生した諸々のテロ事件が、ARCによるものとみなされ、ラッカーの平和的な抗議活動もむなしく、激しい批判にさらされている。
ARCの本拠地はオーグ隔離地区であるウトゥレックの中にあり、そのエリアは「スロート=喉笛」と呼ばれるエリアのさらに先にある。
ARC管轄区は区画によっては一般人の立ち入りが禁じられている。不用意に進めば、ARCの傭兵達の手で蜂の巣にされる。
過激派組織ではないとされているARCだが、本拠地の中には銃を手にした傭兵や物騒なセキュリティシステムが張り巡らされている。
ARCの強硬派「マルチェンコ」。平和主義の指導者であるラッカーを尊敬はしているが、己の信念はまた別にあるようだ。
ARCの指導者「ラッカー」反オーグ意識が高まるこの世界で、オーグの権利を平和的に守るため必死に戦っている。