2017年03月23日
ロケーション
▲▼LOCATIONS
▽ドバイ
2027年以前、建設業で好景気がもたらされていたドバイは、大勢のオーグ労働者を迎え入れていた。しかしオーグ・インシデントが起きると、ドバイのインフラと人口は壊滅的な打撃を受けた。それから2年、街はまだ立ち直っていない。
ゲームで最初に訪れることになるマップ「ドバイ」。そびえ立つ超高層ビルと、贅を尽くしたホテルは建設途中で放置され、巨大な墓地と化している。
建設に携わっていた労働者の大半がオーグだったと言われている。オーグ・インシデントが起こした惨劇の舞台は、今や犯罪者かホームレスが時折訪れるだけの廃墟と化している。
▽プラハ
2016年、初の女性大統領が誕生。ゾフィー・ルジッカ新大統領は改革を進め、プラハを有力企業の楽園へと変貌させた。その結果プラハには、働き口を求めて多くのオーグ労働者が押し寄せた。しかし、2027年にオーグ・インシデントが起きると、オーグの人口比率が非常に高かったこの街は、世界でも類を見ない甚大な被害を受けた。
チェコの首都プラハ。好景気に沸いた街も今や昔、人影はまばらで、通りには警戒用ドローンや警官の姿が目立つ。
公然とオーグ差別を口にするプラハの警官達。地下鉄も「ナチュラル(非オーグ)」と「オーグ」で車両が分かれているなど、オーグ達は至る場所で疎外されている。
歴史を感じさせる建物と近未来的な建物が同居する街。地下鉄で各街区を行き来することができる。
チェコに本社を置く「パリセイド・バンク・コーポレーション」の巨大なビル。パリセイド・ブレイドの名で知られるデータストレージ施設は、その芸術的な見た目からプラハの名物として知られている。
▽ウトゥレック
働き口を求めプラハに流れ込んできたオーグ労働者のため、世界的大企業「サントー・グループ」によってプラハ郊外に作られた巨大団地。一時的に滞在する季節労働者向けの住宅だったが、オーグ・インシデントが発生し状況が一変。今ではオーグを厳重に隔離するキャンプと化し、「ゴーレムシティ」と呼ばれている。
隔離地区となったウトゥレックのオーグ達は、言葉や暴力での弾圧、不当逮捕などにより、人として生きる最低限の権利さえも奪われている。
オーグがプラハにとどまるには政府発行の最新の許可証が必要となり、許可証を持たないもの、許可証が更新されていないものはこのウトゥレックへと強制連行させられる。
治安維持の名の元、警官達が街を支配する。この場所では絶対的な権力者であり、往々にして法は捻じ曲げられる。
この地区への出入りは厳しく管理されている。もちろん一度入ってしまえば容易に出ることはできない。