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死神スライダーク 「……ドルマドンだ。スライダーヒーロー」
「ドルマドン? ドルマドンて……」
(ザラキとギガブレイクを組み合わせる、究極必殺技だ。)
「ええ~っ!? またあのポーズやるのぉ?」
死神スライダーク 「……いくぞ」
「まったく人の話聞いてない……わかったよ…やればいいんだろ!
ええと……右手を左ななめ上、右腕を戻しながら体を右後ろに大きくひねってしっかり腰を落とす。
右腕は左後ろななめ上までスイング。そうしてぇ……
……ギ・ガ・デ・イ・ン!」
死神スライダーク 「ザラキ!」
シュウウウウ………
ジュバババババ!
ブシュウウウウウウ……
「……やった……やっつけたぞぉ……ヘナヘナ……」
死神スライダーク 「かつてのリーダーが、こんな少年の素体を借りるとはな」
(……スライダーク、なぜこんなところに?)
死神スライダーク 「私にチカラを授けてくださった大魔王エスターク様が、
姿を消してしまったのだ。
同時期に現れたベラ・モゲラッチョが手掛かりを握っていると考え、ヤツに接近したのだが……
返り討ちにあい、この場所に封印されてしまった。
どうやら、おまえと共鳴できたことと……そこの小さな魔物のおかげで、
封印を破ることができたようだ」
「エスターク?……たしか、伝説のモンスターマスターが仲間にしたって聞いたけど……」
死神スライダーク 「……なん…だと?……それは本当か!?」
「オレは、その伝説のモンスターマスターに会うために、この島に来たんだ」
死神スライダーク 「その伝説のモンスターマスターとは、もしや……」
バサッバサッバサッ!
「うわわっ! こ、今度はなんだっ!?」
「……ようやく、皆この場所に集まりましたね。
スライダーヒーロー、死神スライダーク、プリストガール、そして、ジャッキー……」
(神鳥……レティス様!?)
(まだつづく?)