NieR Blog

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2025年11月28日

第8回:ノベルシナリオのハナシ

Lv1.人選ミス?

和田
当ブログを読んでいただきありがとうございます。
NieRシナリオ班のリーダー和田です。今回も『NieR Re[in]carnation(以下、リィンカネ)』の開発トークをしていきたいと思います。
さっそく、ゲストとしてお呼びしたお二人を紹介していきましょう。


皆さんこんにちは。一 二階(にのまえ にかい)といいます。
私はフリーランスでシナリオの仕事をしていまして、NieRシナリオ班にもフリーのライターという立場で所属させてもらっています。

原田
どうも。原田香林です。シナリオライターです。

和田
お二人ともよろしくお願いします。では、肝心の本日のテーマですが......

原田
ところで、和田さん。この記事で私の名前はなんて出るんですか?

和田
......え? 普段通りなら苗字で「原田」って書くと思いますけど?

原田
「かりん様」でお願いします。

和田
......え?

原田
え?

和田
いや、いきなり話者表記の注文が来るとは思わなかったので......まあ、いいでしょう。

かりん様
やったー。

和田
それなら一 二階さんにも、記事での呼び方の要望があれば聞いておきましょうか?

二階
では、私は「二階」でお願いします。若気の至りで変わったペンネームを名乗っているのですが、何故か誰も名字で呼んでくれず、いつも「二階」と呼ばれているので(笑)

和田
わかりました。二階さんとかりん様、改めてよろしくお願いします。

二階かりん様
よろしくお願いします。

和田
気を取り直しまして......今回のブログテーマは「ノベルシナリオ」でやっていきたいと思います。

二階
ノベルシナリオというと、「イベントストーリー」や「真暗ノ記憶」を始めとした、小説形式のシナリオのことですね。参考に動画を出しておきます。

兵長グリフのノベルシナリオ「真暗ノ記憶」のゲーム映像

和田
ありがとうございます。今回のゲストであるお二人は、特にノベルシナリオに深く関わってもらったライターということでお呼びしました。

かりん様
リィンカネのノベルシナリオ、いいですよね。キャラクターの朗読も相まって、全身でそのキャラの心情を浴びられた気分になりますから。

二階
ライター側も、それぞれのキャラと深く向き合うことを求められるお仕事ですよね。

かりん様
で、主にどういうことを語ればいいんですか?

和田
そうですね、手始めにノベルシナリオの"成り立ち"から話していくのはどうでしょう?

かりん様
............

二階
えっと......

和田
あれ? 二人ともどうかしました?

かりん様
だって、ウチらNieRシナリオ班の"二期生"として入ったので。

二階
ノベルシナリオが最初にどう企画されて生まれたのか、詳細を知らないんですよね。

和田
そうでした......"二期生"のみんなは、リィンカネの『太陽と月の物語』の後半くらいの時期からチームに入ってくれたんでしたね。

かりん様
和田さん、もしかしてゲストの人選ミスじゃないの?

和田
むむ......企画当時のことを知っているのは僕しかいないようなので、このまま話してしまいますね......

二階
お願いします。

和田
この開発者ブログでも度々触れられてきましたが、3Dマップの『檻(ケージ)』を舞台に展開されるメインシナリオは、開発コストが非常に大きいんです。

二階
そんなメインシナリオと同時並行で、他のシナリオコンテンツも用意しないといけないとなると......開発が大変そうですね。

和田
まさに。キャラの魅力をしっかり描きつつ、かつ、コストの高い3D背景を作らない方針で「ノベルシナリオ」が生まれました。

かりん様
リィンカネには、さっき例で出てた軍人や戦争をテーマにした世界もあれば......

二階
SF的な超未来世界など、異なる世界観のシナリオも登場していましたよね。

SF世界観のキャラクターF66xの、「真暗ノ記憶」のゲーム映像

和田
本当に様々な世界観が混在していました。

二階
だからこそ、コスト面で3Dでは表現できないロケーションや展開があっても、ノベルという形式ならば実現できたという訳ですね。

和田
そうですね。例えば、『太陽と月の物語』の主人公である陽那や佑月の「真暗ノ記憶」で描いた世界観は、ノベルシナリオがなければ実現していなかったと思います。

二階
NieRシリーズのコアファンの方々にとっては聞き馴染みのある、『レギオン』や『白塩化症候群』の世界がリィンカネで読めるとは思いませんでしたよね。

佑月の異分岐世界の物語が描かれる「真暗ノ記憶」のゲーム映像

b08_lv01_01.jpg 佑月は本来"高校生"であるキャラだが、異分岐世界では軍人として登場した

かりん様
いやほんと、そう。

和田
あの......かりん様? 一応、この対談が記事になるので、言葉遣いはしっかりしてくださいね?

かりん様
すみません。つい(笑)

和田
まあ、かりん様は普段から敬語が苦手で、NieRシリーズの重鎮である齊藤プロデューサーやヨコオさんに対してもタメ口が出てしまうので......

二階
(笑)
私も対談には慣れていないので、一緒に敬語を頑張って乗り切りましょうね!

かりん様
はーい。

和田
さすが大人な対応......二階さんは、普段の働きやシナリオ面でも本当に頼りになる方で助かっています......

二階
とんでもないです(笑)

和田
さて、今回の対談を無事に終えられるのかいささか不安になりましたが......とにかく本題に入っていきましょう。

Lv2.面白ポイント

かりん様
振り返ってみると、リィンカネにはいろんな形式のノベルシナリオがありましたよね。

二階
そうですね。ちょっと簡単に表でまとめてみましょうか。

b08_lv02_01.jpgリィンカネにおけるノベルシナリオの一覧

和田
どれも地の文が主体のノベルシナリオですが、語るテーマや文字数を変えて、少しずつ違いを出していたんです。

かりん様
イベントストーリーとかは、キャラの深堀りをどこまでしていいのか書く度に迷ってましたね。

二階
難しいですよね。イベントストーリーはゲームの進行状況に関わらずプレイできるので、メインシナリオのネタバレをしないよう気を付けたり......

和田
サービスが続いて、イベントが開催され続ける限りシナリオを考えることになるので、具体的な時系列がわかる事件を描きにくかったり。

かりん様
制約は多かったけど、逆に制約がなければ生まれなかったシナリオもたくさんある気がします。

SF世界観のキャラクター063yの、「イベントストーリー」のゲーム映像

和田
一覧表に戻りますが、「文字数の目安」も気にしてプレイされる方は少なそうですね。

二階
かなりキャラクター性に切り込んだ内容の「真暗ノ記憶」や「虚光ノ想憶」も、ノベルとしての文字数は意外とコンパクトなんです。

かりん様
4話で6000文字だと物足りないので、10000文字とか書きたかったです。

二階
ライター目線だと、もっと書きたくなっちゃいますよね(笑)

和田
ただ、文字数が多くなればなるほど、朗読ボイスを収録する費用が増えたり......

二階
海外版へのローカライズ費用が増えたりするので、文字数はしっかり守って書かないといけません。

かりん様
そこら辺、考えること多くて難しいんですよね。

和田
そして何より、リィンカネはノベルシナリオだけのゲームではないので。長文のシナリオを読むことを退屈に感じるお客様もいることを念頭に、文字数の設計は慎重に行いましたね。

かりん様
なるほどね。......で、和田さん。

和田
なんでしょう?

かりん様
今、手元のノートPCでグリフの「虚光ノ想憶」の文字数を数えてみたんだけど、普通に8000文字近くありますよ?

兵長グリフの「虚光ノ想憶」のゲーム映像

和田
ああ......「虚光ノ想憶」はサービス後半でリリースされたシナリオなので、少し文字数の制限を緩くしたりしています......

二階
その頃になると、長文のノベルシナリオに慣れているお客様の割合も増えていそうですしね。

かりん様
あと、「虚光ノ想憶」はキャラにとっても超重要なシナリオなので、どうしてもプロットの内容が増えがちですよね。

和田
それは間違いないですね。

二階
それなら、次はプロットを見ながら開発トークをしてみませんか?

和田
そうしましょうか。では、かりん様に話題になりそうなプロットを選んでもらって......

かりん様
実は、そう来るかと思ってもうプロットを準備してました。

和田
お、準備がいいですね。

かりん様
............

二階
したり顔でピースしてても、黙っていたら記事ではわからないですよ(笑)

かりん様
はーい。それじゃ、こちらのプロットを見てください。

b08_lv02_02.jpg

少年兵ラルスのシナリオの骨子となるプロット

和田
ありがとうございます。これは......少年兵ラルスの「シークレットストーリー」のプロットですね。

かりん様
そうです。私がシナリオ班に入って初めて書いた思い出のプロットです。

二階
ノベルシナリオのプロットは、NieRシリーズでお馴染みの「ウェポンストーリー」に倣って、Lv1〜Lv4という起承転結の構成で書かれています。

和田
すみませんが、リィンカネの公式資料集で本文も読むことができるので、念のためオチとなるLv4は隠して掲載しようと思います。

かりん様
それぞれのLvに★マークがついている行がありますよね。これは「面白ポイント」と呼んでいて、ノベルシナリオのプロット特有のルールなんです。

和田
プロットのLv毎に、読み手が面白いと思ったり、心が動くポイントを必ず1個以上入れましょうというルールですね。

二階
このプロットの場合だと「ラルスがある目的のため故郷の街へ向かう」という、話的にはよくある導入ですが......

かりん様
街への道中を、"ひまわりが咲きほこる廃線路"というロケーションにしました。

和田
その情景だけでも、読み手の印象に残りそうですよね。

かりん様
それに、その場所がラルスの心情や物語とリンクして、よりドラマチックなシーンになったんじゃないかなと思っています。

b08_lv02_03.jpg少年兵ラルスのシークレットストーリーに添えられたスチルアート。廃線路の周辺に咲き誇るひまわりが印象的

和田
そうですね。「面白ポイント」には、物語的に面白い展開だけでなく、美しい情景描写など、根源的に人の心を動かす要素が書かれるという訳ですね。

かりん様
ひまわりを見た時に、ラルスを思い出してくれるお客様が増えてくれることを願って書きました。

二階
今かりん様が言ったような、「面白ポイント」がシナリオにどう寄与するか? 実際に読み手の心を動かすか? は、プロットの"監修"時にもしっかりチェックしていましたね。

Lv3.監修にはドラマがある

和田
"監修"というワードが出たところで、ここからは監修にまつわる話をするのがいいと思いました。

二階
そうしましょうか。ノベルシナリオが完成するまでに、様々な工程があるのですが......

①担当者がプロットを作成。
②監修者による監修。
③フィードバック修正。
④ヨコオさんによる監修。
⑤フィードバック修正。
⑥担当者がシナリオテキストを作成。
⑦監修者による監修。
⑧フィードバック修正。
⑨ヨコオさんによる監修。
⑩ゲームへの実装工程へ......

かりん様
テキストが完成するまでだけで、工程多すぎでしょ!

二階
まあまあ......(笑)
今話した通り、次の工程へ進む前に必ず"監修"というターンが入るんですよね。

和田
ノベルテキストの監修は、主に僕と二階さんの体制で手分けして行っていました。

二階
個人的にですが、監修とはお客様に出す前に"試食をする係"だと思っています。どんな味付けなら作品やキャラクターが引き立つかを考えつつ、担当ライターさんに修正などをお願いしていましたね。

かりん様
二階さんは、監修のフィードバックと合わせて長めに「ここが面白かったよ」って感想もくれるので、それがすごくうれしかったです。

二階
それは単純に、私がライター側の時に感想をもらえるとうれしいからですね。だから、逆に監修をする時はできる限り感想を添えるようにしていました。

かりん様
おかげでモチベーション爆上がりでした。逆に和田さんは、淡々としたフィードバックで、全然褒めてくれませんよね。

和田
まあ、そうかもですね......褒めの安売りはしない主義なので。

二階
監修スタイルも人それぞれですね(笑)

かりん様
和田さんのフィードバックも正論なんだけど......前に、私のプロットを監修でボツにしたことは今も根に持ってますからね。

和田
あー......それって、フィオの虚光ノ想憶のことですか?

かりん様
それです。

二階
どんなお話だったんですか?

かりん様
実は、フィオの虚光ノ想憶で一番初めに書いたプロットは、フィオの"お母さん"が主人公のお話にしてました。これですこれ。

b08_lv03_01.jpg

『少女と怪物の物語』の主人公であるフィオの「虚光ノ想憶」の初期プロット。ボツになったもの

和田
覚えてますよ。物語の構造的な課題とか、目標の文字数に対して情報が多くなりすぎる、みたいな話をしていたと思います。

かりん様
それでも諦めきれなくて、無理言ってヨコオさん監修に出させてもらったんだけど、結局ボツになりました......

二階
ライター業では、そういうことも多々ありますね。初めに書きたかった話がボツになって、新しく書きたい話を見つけることの繰り返しです。

かりん様
はい......なので、もちろん完成版もすごく気に入ってます。ブログを読んでくれている皆さんも、よければ資料集などでご覧ください......!

b08_lv03_02.jpg

フィオの「虚光ノ想憶」の最終的なプロット

和田
さて、何気に和田との監修エピソードになってしまったので......二階さんとの監修エピソードもお願いできればと思います。

かりん様
うーん、色々あって何のことを話そうかなあ......

二階
例えばそうですね......ラルスの「虚光ノ想憶」の話とか?

かりん様
あー、めっちゃいいですね。そのことを話しましょう。えっと、最初ラルスのお話はレプリカントの「少年ニーア」寄りの暗い話として書いていたんですけど。なんか、敵に捕まったり闇落ちしたりね......でも二階さんに、「もう少し少年漫画の主人公寄りの方がいい」と言われて、方向転換しました。それでそれで......

和田
あの、対談にも一応リズムというものがありまして、あまり喋りす......

二階
あったね~! 最初に見せてもらったプロットは、ラルスが何度も挫折したり、紆余曲折がもっとあったんだよね。それも面白かったんだけど、ラルスには対のペアとなるキャラクターとして「グリフ」がいるから。この質感の暗さはグリフ担当だろうということで(笑) 対比となるようラルスの方はもう少し希望だったり、王道的な要素を強めに入れてみるのはどうだろうと提案したんだよね。

かりん様
そうそうそう。ラルスは絶望的な状態に置かれているけど、人に恵まれているというか、本人の周りに希望が散らばっている感じ。結果、未来のある道を選べたような。だから、監修通りに調整してよかったと思います。この辺りは難しいところですけど、お客様の持っているラルス像もひとつじゃなくて、色々な思いや考えがあるし――


――それから30分後。


二階
そういえば、あのプロットのフィードバックの時、最初どう伝えようか迷って、私変なこと言ったんだけど、覚えてるかな?(笑)

かりん様
めっちゃ覚えてます(笑)
いきなり「ちょっといいですか?」って二階さんに会議室に呼び出されて、ビクビクしながら行ったら、「このプロットはちょっとエロティックすぎる」と言われて(笑)

二階
(笑)
ほら、初期のプロットはラルスが敵に捕まって闇落ちしたりしてたじゃない? 性的なシーンがある訳ではないんだけど、書き手が想定していないようなエロティックなニュアンスが出てしまいそうだと思って......

かりん様
いやでも実はその言葉で、二階さんのフィードバックの方向性がすごい伝わって。

二階
かりん様ならくみ取ってくれると思ってた(笑)

和田
............

かりん様
あ、忘れてたけど和田さん。あんまり開発者ブログっぽくないワードとかでちゃいましたけど、いいよね。

和田
......え、はい。
なんか、二人とも何かのスイッチが入ってしまったようだったので、別の仕事をしていました。

二階
和田さんも、ついてきてくださいよ。作品について語り合うのは、監修の仕事のうちですよ?

和田
努力します......

b08_lv03_03.jpg

かりん様と二階さんのやりとりの末に完成した、ラルスの「虚光ノ想憶」の最終的なプロット

Lv4.お気に入りの物語

和田
さて......お二人のシナリオ愛の一片が伝わったところで、そろそろ対談も締めの時間となりました。

かりん様
まだ話し足りないので、最後に各々のお気に入りノベルシナリオを紹介するのはどうですか?

二階
いいですね。でも、これ以上対談を長引かせると和田さんが困ってしまいそうなので、手短に(笑)

かりん様
はーい。

和田
仕方ないですね......これが最後ですよ。

二階
ではさくさくといきましょう。私は、063yとF66xのシークレットストーリーが気に入っていますね。

b08_lv04_01.jpgb08_lv04_02.jpg063yとF66xの「シークレットストーリー」画面

和田
そのお話ですが、キャラ設定にかなり踏み込んだ内容ではなかったでしたっけ?

二階
はい。シークレットストーリーが実装された時期もサービス中盤以降だったこともあり、彼らが「クローン」であるというネタバレをある程度気にせず、よりキャラを深堀りするシナリオに挑戦できました。

かりん様
それに、それまでの063yとF66xのキャラ性とは違う描き方をしていましたよね?

二階
そうですね。基本のキャラ性として、063yは"頼れる父親"、F66xは"優しい母親"なので、シークレットストーリーではそこを反転させてみたんです。

かりん様
確かにそうでした。

二階
いろんなクローンがいるのなら、二人も普段とは異なる面を無理なく見せられるのでは......という狙いがありましたね。

和田
二階さんはライターとして経歴も長くベテランなので、そういう難易度の高いシナリオも安心してお任せできる安心感がありました。

二階
そう言ってもらえるとありがたいですね(笑)

かりん様
じゃあ、次は私の番で......『ヒトと世界の物語』のエンディングで、少女フィオの独白がノベルで描かれるシーンがお気に入りです。

『ヒトと世界の物語』のエンディングで描かれたノベルシナリオ

和田
そのシーンが挙がるとは、意外でしたね。

かりん様
物語のクライマックスで孤独な世界に閉じ込められたフィオが、自分の大切なものを思い出して前を向く......という内容のノベルです。

二階
そのノベルですが、ラストバトル直後ということも相まって、ストーリーの緩急というかメリハリが生まれてよかったと思いますよ。

かりん様
ですよね。このノベルは、「リィンカネが終わったとしても、リィンカネのキャラはどんな時もプレイヤーさん達の傍にいる」という希望を、フィオの独白を通して表現できればいいなと思って書きました。

二階
その気持ち、お客様にも届いているといいですね。

和田
かりん様は、チーム内でも特に多くのノベルシナリオを書いてくれましたよね。その実績から、リィンカネの公式資料集や15周年記念の「スペシャルノベル」では、執筆だけでなく監修も手伝ってもらいました。チームに入ったときは新人ライターでしたが、素晴らしい成長だったと思いますね。

かりん様
............

和田
......あれ、聞いてました?

かりん様
え? 何か言いました?

二階
どうやら、デスクに置いてある"ぬいぐるみ"の角度を直していて、聞いていなかったみたいです(笑)

かりん様
ごめんごめんごめん(笑)
自分の喋る番が終わったので別のことしてました。

和田
もう二度と、かりん様を褒めたりしないと心に誓いました......

かりん様
えー、褒めてくださいよ。代わりに和田さんにもお気に入りシナリオ聞いてあげるから。

和田
......うーん、お気に入りと言われるとどれを話そうか迷いますね。

かりん様
和田さんは、陽那の「真暗ノ記憶」をあげるかと思ってました。

和田
それは何故?

かりん様
だって、なんか文章がノリノリでしたよね?

陽那の異分岐の物語が描かれる「真暗ノ記憶」のゲーム映像

b08_lv04_03.jpg異分岐世界では、陽那は軍人として登場した

和田
まあ......陽那の「真暗ノ記憶」の物語の"オチ"は、高校生の陽那というキャラクターが生まれた時に既にイメージがあったものでしたからね。いや、本来の高校生としての陽那というキャラクターと、真暗ストーリーで軍人となった陽那は一見別人みたいに見えるかもしれませんが、本質的に人格の部分はあまり変わらないんじゃないかなと思っていたり......って、つい乗せられて語ってしまいました......

二階
和田さんも、作品語りしちゃいましたね(笑)

かりん様
じゃ、みんな話したいことは話せたと思うので、対談も締めですかね。

和田
はい。でもその前に、もうひとつ大切なことをお話したいと思います。

二階
今回ノベルシナリオについて、NieRシナリオ班を中心にお話ししてきましたが......実際には、プロットやテキスト執筆に関わってくださったシナリオライターさん達が他にもいらっしゃるんです。

和田
アプリボットの栗原寬樹さん。
エッジワークスの蔦町未明さん。
シナリオ工房 月光の高崎とおるさん。
そして、フリーでご活躍されている保坂歩さん......

和田二階かりん様
本当にお世話になりました!

二階
私達シナリオ班がどれだけ助けられたことか、感謝してもしきれません。

かりん様
皆さんがいてくださったおかげで、ノベルシナリオをしっかりお客様へ届けられたと思います。

和田
重ね重ねありがとうございました。
では、本当にこれが最後で......お二人からもブログ読者の皆さまに一言お願いします。

二階
こんな風にリィンカネのことを話せる場をいただけて、大変ありがたい&嬉しかったです! これもリィンカネを愛してくださるお客様がいるからこそです。本当に、本当にありがとうございました。
じゃあ次、かりん様お願いします。

かりん様
やっぱりまだリィンカネの話したいんですけど、ダメですか? さっきラルスの話をしたので、ひとまず次はグリフの話をしましょ......

和田
次の機会があればお願いします......(笑)
では、ありがとうございました。次回更新をお楽しみに。

<おわり>