こんばんは、水田です。
毎日、暑いですね。
さて、先月の「ヴァナフェス」以降、精力的に活動しております^^ファイナルファンタジーXIの音楽ユニット、「ナナーミーゴス」
このたび、みなさんの声援に後押しされて、7月30日に緊急ライブを行うことになりました。
チケットは、すでに売り切れてしまいましたが、そのかわり ! このライブのUstreamでの中継が決まりました !
会場にはお越しになれない方というも、ぜひ一緒にネットで盛り上がりましょう !
30日月曜日、夜9時スタート予定です !
http://2-5-d.jp/schedule/20120730/
こんにちは、水田です。
はやいもので、このブログがオープンしてもう1年。
ここへきて更新頻度もさらに上がってきましたので、これからもお楽しみに!
さて、先週末にiOS向けのアプリとしてリリースされた「ガーディアン・クルス」。皆さんご存知でしょうか?
今までのカードバトルゲームとは一線を画したゲーム性がちょっと話題になっていて、AppStoreでのランキングも今、じわじわ上がってきています。このまま「拡散性ミリオンアーサー」と並んで1位を決めたいところです^^
そんな、「ガーディアン・クルス」
音楽のほうも結構力を入れていて、クオリティ的には、はっきり言って据え置きゲーム機とほぼ同等!
ひと昔前の携帯ゲーム機と違って、最近のスマートファン向けアプリでは、普通に音楽を作ってそれを録音したものをそのままゲーム内BGMとして使用するので、歌モノであろうがフルオーケストラであろうが、なんだって鳴らせます。作るほうとしては、音源の制限なくあらゆる音楽を使うことができるので、これが結構面白いんです。
この「ガーディアン・クルス」では、ゲームの雰囲気が、ちょっとダークなファンタジーの世界でしたので、音楽のほうもあまり奇をてらわず、映画のようなスケール感を感じるような曲で表現してみました。
♪「ガーディアン・クルス」テーマ曲を再生
だんだん興味がわいてきた?
こちらから無料でダウンロードできるので、お手持ちのiPhone/iPod touch/iPadでぜひお試しください!
http://itunes.apple.com/jp/app/gadiankurusu/id502462904
こんにちは、水田です。
23、24日にパシフィコ横浜で行われた「ファイナルファンタジーXI」の祭典、おかげさまで大盛況のうち終えることができました。
意外な新発表や、楽しいステージイベント、物販や出し物が盛りだくさんで熱気にあふれていましたね。
このフェスティバルがすこしでも盛り上がればと、僕も新音楽ユニット「ナナー・ミーゴス」を結成して、ステージに上りました。
お祭りなのだから、みんなの気分がハイテンションになる音楽にしようとアレンジされた曲は、いままでとはちょっとイメージの違う雰囲気でしたが、聞くところによると、とても多くの方に気に入っていただけたようで、嬉しく思っています。
この新ユニットのみどころは何と言っても、ピアノとヴァイオリンのお二人の魅力につきると思います。
ピアノの伊賀拓郎さんは、抜群のテクニックと豊富な引き出しで、躍動感あふれるピアノを演奏されます。僕は、リハーサルを含めて同じ曲を数回、伊賀さんの演奏で聴いたのですが、本当にプレイごとに毎回違うテイストで、しかもそのどれもがいい感じで、これがレコーディングだったらテイク選びが大変だぞ、と思いました。(もちろんいい意味で)
そして、ヴァイオリンの岡部磨知さん。
チャーミングでふんわりした雰囲気の方ですが、演奏されるヴァイオリンの音は、のびやかでとても気持ちいい!ずっと聴いていたくなるステキな音色です。
というわけで、今までなかった新しいカラーで魅力たっぷりの「ナナー・ミーゴス」、今回の初ステージで方向性は見えました!
このさき、いい感じに育っていく予感がします。
たとえばアップルのiPodが登場したときのように、ひとつの画期的な製品が世に出ることによって、これまでのスタイルが一変してしまうということはときどきあることです。
音楽制作においても同じようなことがあるのですが、80年代から90年代前半あたりまでは、新しい音源方式のシンセサイザーが新発売されるたびに、世の中のポピュラー音楽のサウンドがガラっと変化していくという面白い時代でした。
そのなかでもひときわインパクトの強かったのが、ヤマハのDX7というシンセの登場だとおもいます。
フルデジタルシンセとして初めて本格的に普及したこのDX7は、デジタルという名前のとおり、それ以前のアナログ機の柔らかいサウンドとはまったく異なる、鋭く、かっちりとした金属的な音を出すことができ、非常に画期的だったのです。
(ちなみに僕が初めて買ったシンセも、このシリーズのDX7sという機種でした。DX7IIFDは高くて手が届かなかった)
このシンセの代名詞ともいえる音色のひとつに、エレクトリック・ピアノの音があるのですが、これなどは、聴いただけで80年代にトリップしてしまいそうなほど、その当時ほんとうにあらゆる曲で使われていたといっていいくらい流行したものでした。
どんな音なのかちょっと聴いてみましょうか。
(下のボタンをクリックしてください。曲は、ファイナルファンタジーXIより"The Grand Duchy of Jeuno"です。ちなみにこの音色はDX7の実機ではなく、ソフトシンセによるエミュレーションです)
さて、このシンセの音色に代表されるような、きらびやかな音が際立つ80年代サウンドですが、今聴くととても特徴的で、ゲーム音楽ではひんぱんには耳にしません。なんといってもクセが強いので、うまくシーンと合う場面が少ないからだと思います。
そんななか、昨日たまたま聴いた、ファイナルファンタジーXIのキャラクターメイキング時の曲で、ミスラという種族を選んだ時の曲。
これがけっこう80年代っぽく、思わずニヤリとしてしまいましたので、こちらも音源をのせておきますね。
そういえば、作曲した谷岡久美さんが、「ファッションショーの音楽みたいにしたい」といっていたのをおもいだしました。
共同アレンジのシンセオペレーター野田さんの音色センスと谷岡さんの楽しげなメロディーが一緒になって、面白い雰囲気です。
というわけで次は野田さん、ぜひこの曲のエピソード、記事にしてください^^
ファイナルファンタジーXIより The Grand Ducthy of Jeuno