MOBIUS FINAL FANTASY 2019
今週は「日報」方式で。
●2月×日 ダムタイプ アクション+リフレクション
滑り込みで東京現代美術館へ。
ただひたすら流れる映像を眺める。グリッチ音も心地良し。
10代の頃に京都で観て以来だから二十数年ぶりと考えると恐ろしい。
余韻のまま門前仲町でひっかけて帰る。
●2月×日 HDDバックアップの日。
PC入れ替えに伴いHDDのバックアップ。7~8年分のプロジェクトデータを逃がす。
ここ10年はすべてAUDIOに書き出すようにしてるので再現性は100パーセント。
途中「懐かしいな」や「こんなの作ったかな?」とか、
部屋の掃除をしながら本を読みだすような感覚でなかなか進まず。
帰宅後、子供が見てる「鬼滅の刃」をチラ見してたら、そのまま本気見に。
●2月×日 Andrew Weatherall
同じ時代を通ったサウンドデザイナー瀬田君と思い出話をしつつ、
爆音で「Loaded」,「 Smokebelch II」,「HAUNTED DANCEHALL」など聴く。
沢山影響を受けたなぁ。そして難波Rocketsの早い時間帯を思い出す。
安らかに。
●2月×日 NTS-1 digital kit
矢島隊長が購入したNTS-1(小さい組み立てシンセ)の側が木枠になってた(笑)
でかいスピーカーに繋いで音を出す。
操作性良いしリバーブも良い音。ガジェット愛溢れる「楽器」でした。
近年のKORGは本当に面白い。
●2月×日 編集の日
無心に編集。
明日は猫の日。
良い連休を~!
mitsuo suzuki
アーティストを支える環境
といっても固い話ではなく、グラミー賞とアカデミー賞に紐づく音楽の話題。
●『ジョーカー』でアカデミー作曲賞を受賞
ヒドゥル・グドナドッティルの自宅スタジオがSNSタイムラインに流れてきた。
凄くシンプルな環境でしかもcubaseユーザー、
映画館で感じたチェロはこれなんだぁと眺めてたら、
『múm』のメンバーという事を初めて知った。点と点が繋がってなんか嬉しい。
●グラミー賞受賞のビリー・アイリッシュ。
エンジニア担当のロブ・キネルスキーのインタビュー公開。
低音や引き算の美学など興味深い記事です。
メディアインテグレーション
https://www.minet.jp/contents/article/rob_kinelski_interview/
世間的にはベッドルームスタジオの事が大きく話題になってますが、
役割分担が完璧なプロダクションチーム。
しかしベストなタイミングでのインタビュー公開、畑澤さんナイス!
mitsuto suzuki
DISSIDIA FINAL FANTASY 4周年記念サイト公開
4周年記念BGMの試聴とインタビュー動画が公開されました。
http://www.jp.square-enix.com/DFF/event/event9_6.html#arrange
僕が担当したのは、FINAL FANTASY XIII 浜渦正志さん作曲の「閃光」。
愛のあるリミックスについて、桑野聖さんのヴァイオリンメロディを編集する話、
アーケード用のハード目なミックスについて、
オーケストラにサイドチェインをかける&ピッチを曲げる話など
普通に制作面でのマニアックな事を話してるインタビューです。
是非どうぞ~。
完成後日談。
完成した曲を浜渦さんに聴いてもらったら、
「Great!」と。
やー、嬉しいです。充実した仕事でした!
mitsuto suzuki