SQUARE ENIX MUSIC BLOG Composers & Synhesizer Programmers

鈴木 光人 Mitsuto Suzuki

『ファイナルファンタジー VII リメイク』、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』、『メビウス ファイナルファンタジー』、『スクールガールストライカーズ』などを担当。近年ではゲームのみならず、TVアニメ『スクールガールストライカーズ Animation Channel』の楽曲制作、音楽専門誌での機材レビュー執筆や舞台音楽の制作にも携わっており、多方面で才能を発揮している。

鈴木 光人

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Mitsuto Suzuki

今週あれこれ

10月2×日
週末から引きずってる風邪が少しやっかいで、水分を多く取るようにしてる。
朝から風邪薬を飲みポカリを3ℓ程。
ディスクワークをしながら汗をかくというのもおかしな感じだ。
ささっと定時上がり。

10月2×日
なんやかんやで毎週見てしまってる「南極大陸」
南極大陸→南極物語→ヴァンゲリス→高倉健→タロジロ。
あれ、なんか順番がおかしい。
そんなわけでヴァンゲリスの作品を久々にひっぱり出して聴いているんだけど、
重厚なアナログシンセオーケストレーションは今聴いても素晴らしいし抜群に音が良い。
「アンセム」のトランスっぽいキックだけなんか違和感があるんだけど、
ある意味プロの仕事か。
いつかトライしたい路線の一つ。

10月2×日
FINAL FANTASY XIII-2のサウンドトラック用マスタリング。 at ORANGE。
マスタリングエンジニアの小泉さんに全体のレンジ感と方向性のみお伝えしお任せ。

今日は浜渦さんと僕の担当曲の日だったんだけど、
先週は浜渦さんが風邪を引いてて、今週は僕だった。笑
急に冷え込んできたので皆さんもお気をつけ下さい。
そうそう、浜渦さんにはいつかこのブログにも出ていただこうと思ってます^^

マスタリングはさくっと終了。素晴らしいです。

10月2×日
FINAL FANTASY 零式リリース!

今日はいくつか会議があって、
あとは部屋にずっと籠っててあまり記憶がない一日。
あ、夜に整体に行ったな。
身体ってこんなに鳴るのね、って位ポキポキされてすっきり。

10月2×日
快晴。
同時進行してたプロジェクトもいくつか終了。
と思ったら今度は書きものが山のようにある。
割と嫌いじゃないのでコツコツ一つづつこなしていく。

そろそろコーヒージェリーフラペチーノの季節も終わりだけど、
来週からは遅めの夏休み。
めちゃくちゃ働いてめちゃ遊ぶのがモットーだ。

週報どうすっかな~。
(ツイットは適当にしてると思います~)


ではみなさん、良い週末を!


Mitsuto Suzuki

STUDIO

FINAL FANTASY XIII-2サウンドトラックのブックレット用インタビューと撮影が、
都内某所で行われました。

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自然光が射すとても雰囲気の良いSTUDIO。

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メイクの兄ちゃんが大のFFファンらしく歴代作は全てプレイしたとか。
そんな雑談をしつつ、おのおのが自分の仕事を進めます。

しかし、
普段、音楽スタジオには慣れているものの、
写真スタジオというのはなんというか、独特の空気感があって完全に非現実空間。
表情が柔らかくなるまで大変。笑

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はい、調子に乗ってきました。(ラックの上でなにカッコつけてんでしょうかね)
そしてカメラマンさんを激写するカメラマンの正体は河盛さん。
  
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仕切りは音楽出版事業部の吉田さん。そこそこえらい人。

というわけで無事終了ー。
スタッフの皆さんお疲れ様でした!
あー、面白かった。

 


ではみなさん、良い週末を!


Mitsuto Suzuki

小さな巨人

もう10年程愛用してるスピーカーがあります。
SONYのSRS-Z-1という口径が3~4センチ位しかない小さなスピーカーですが、
めちゃくちゃ定位感が良くて即買いした一品。
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先日ブースの扉を開けて、こいつでモニターしてたら、
ソケンさんが音につられるようにやってきて、

「わっ、いい音!これで鳴らしてるの!?」

と、興奮気味だったのが面白かったです。

「いいでしょ、いいでしょ?」

と言いながらブリブリやってたのですが、
全体のバランスが解りやすいというか、なんというか癖がなくて、
とても自然に音楽が聴けます。

ただサイズ的に低音関係はあまり出ないので、
これだけで最後まで混ぜるというのはありませんが、
DS「SIGMA HARMONICS」やPSP「the 3rd birthday」等の携帯ゲーム機の確認時に、
リファレンスとして大活躍しました。
小さいスピーカーを囲んでおっさん達が「あーだ、こーだ」言ったりする様子は
絵面的に可笑しかった事でしょう。笑

あとメインで使用しているGENELECの音に飽きた時や、
気分を変えたい時に聴くのにちょうど良くて、液晶モニター横にぴったりおさまるのもポイント。
(スピーカーの位置は割とコロコロ変更しますけど、それも小さいから楽って事で)
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ただ残念なのが既に生産終了なんですよね。
うーん、壊れたらどうしたものか。。

と、まぁそういう不安は多々ありますが、今日も元気に活躍しています。


ではみなさん、良い週末を!


Mitsuto Suzuki

果物の会社

仕事で初めてMacを使ったのは94年頃、
音を扱う仕事をしている割には比較的遅めで、
しかもかなり必要に迫られて使い始めた記憶がある。

当時勤めていた会社の開発環境が一新されて、
「波形編集」専用機として使い始めたわけだけど、
BGMを作る時はハードのシーケンサーを使って、
内蔵化をMacで行うって今思うとかなり面倒臭い事をやってました。
(それでも、それ以前の開発に比べたら百倍位マシだったけど)

音楽を作る事と直接結びつくのはもう少し後になってからで、
ちょうど東京に上京する事になって、
こっちで知り合ったミュージシャンや知り合いが
ほぼ全員Macで音楽を作っている事実を目の当たりにしても、
僕にとってはシーケンサーは「道具」にしかすぎないし、
「音楽性」自体が変わるものではないと思ってたのですね、
はは^^;

ある時、

「まぁMacは文房具みたいなものだから」

っていう友達の一言が妙にしっくりきて、翌日にはあっさりポチってました。笑
その後、色んな楽しい事やサプライズがあり今に至るわけなのですが。

~~

通勤途中、iPhoneで突然知ったNewsには驚いたけど、
facebookを立ち上げて、iPodで音楽聴いてMacでメール書いて、
あともちろん音楽を作る時も売る時も、
今更ながら生活の一部として自然と付き合ってる事に気付いた、
今週の大きな出来事でした。
ありがとう。



Mitsuto Suzuki