さて前回はケースへの配線が完了したところまででした。
今回は基盤への配線とサウンドチェックです。
基盤への配線は10箇所程度なのですぐに終わりましたが、
動作するのか?しないのか?
このあたり、かなり緊張します。
動作しない場合は間違った配線がどこなのか?を
突き止めるのが大変だからです。(汗)
配線に余裕を持たせたので見た目はアレですが...。
でもあっさり動作してくれました。 よかったわー(^^
こんなに緊張したのは久しぶりです。(笑)
とりあえず音が出るのも確認できました!!
LEDランプがひときわ美しく見えるw
はい、コツコツ進めましたのでかなり時間がかかりましたが、塗装をしないのであれば
数時間で出来ると思います。
思いのほか精悍な顔つきに仕上がりましたw
さて、肝心のサウンドチェックですが...。
先日、お昼休みを利用して向かいのビルにあるなじみの楽器屋さんへ。(笑)
そこに持ち込んで、展示してあるアンプに片っ端から接続そして試奏を
繰り返させてもらいました。
バッチリ相性のいいアンプがあったら買うから〜w
ガッツのある音ね、具志堅ちゃうよ〜w チョッチュネー(←これはないやろw)
っと、冗談まじりに話していたら...。
店長さんと顔を見合わせるくらいのバッチリのアンプがあってビックリ...。
店長「うわっ!このアンプとの相性がすごく良いじゃないですか!!」
関戸「う〜わ...。」
と言う訳で、予期せぬ今年の自分へのクリスマスプレゼントが決まり(汗)
後日会社に届けてもらう事になりました。 家に送ると買ったのがバレるw
いろいろ試しましたが、真空管アンプとの相性がなかなか良くてブースター的な
用途から、単体でのヒズミ中心でも適度にダーティーでしかもクキッリと輪郭が
きれいで、空間系のエフェクターの効きも良さそうです。
ワタクシの好みにピッタリの可憐なヒズミでございます!
アンプが届きましたら、ササッと音を録ってみようかと思いますのでお楽しみに〜
それでは本日はここまで!!
Joy To The World
いつも通り会社に向かうと、
ロビーにでかいクリスマスツリーが設置されていました。
先週、先々週と夏だの秋だの言ってたのが、もう冬かよ、という感じで、
今年も残りわずかなのを実感しています。
クリスマスと言えば、
ちょうど一年前にPSP「The 3rd Birthday」の開発を関戸さんと担当していて
その中で使用するクリスマスソングの定番曲「Joy To The World」のカバーやったなぁ~と、
同時にもう一年経つのね・・と。^^:
そうそう、「Joy To The World」の演奏は全て
スクウェアエニックスサウンドチームの演奏家によるもので、
納品はカセットテープという時代に逆行したサウンドセッションでした。
完成直後にディレクターの田畑さんに聴いてもらったら「すっごい面白い!」の一言で
即採用となった思い出深い1曲です。
えっと、
文字で伝えるよりも聴いてもらった方が早いすね。笑
クリスマスには一足早いですが、
季節限定モノなので試聴乗せちゃいます。
お楽しみください。
ではみなさん、良い週末を!
Mitsuto Suzuki
【特記事項】
The 3rd Birthday Original Soundtrak NOW ON SALE
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/3rd_birthday/
Joy To The World --The 3rd Birthday--
さて、いよいよ音が出るのかー!?
前回の塗装が完全に乾きましたので、各部品に配線を施します。
部品を外して配線をすると、それが短い場合に組み込めなくなる
事もあるかな?と思い、この状態で進めてみます。
配線の箇所を間違えないように、配線図と並べて進めていきましょう。
なかなか細かい部分もあるので大変です...。
乾電池と本体の基盤を格納しなければなりませんので、配線の長さには少し
余裕を持たせてみました。うーむ、吉と出るか凶と出るか...。
ワタクシは指が太めなので狭い部分のハンダ付けは苦手ですね...。指が細い方は得意かも?w
はい、出来ました。
あとは基盤へのハンダ付け&動作確認を残すのみ。
行き場を失った配線が暴れますので、ちょいと束ねておくと作業もし易いですよ。
うわはは、今回は音を出すところまではいけませんでしたが、
次回以降のお楽しみと言う事で。 意外と手間がかかりますなぁ~w
どんな音が出るのか?出ないのか?(^^;
うまくいけば、来月あたりに曲のようなものを作る事が出来るかも?
ドキドキワクワクです。
それでは本日はここまで!!
こんにちは、水田です。
すこしずつ、寒くなってきましたね。
2011年11月11日。
"11"が並ぶこの日、その数字にちなんで、ファイナルファンタジーXIの楽曲を演奏するオーケストラコンサートが開催されます。その名も、「FINAL FANTASY XI ヴァナ♪コン Anniversary11.11.11」
先日の日曜日、この演奏会のリハーサルが行われましたので、少しその様子をレポートしたいと思います。
まず印象に残ったのは、演奏者さんが多い! ということ。オーケストラなのであたりまえといえばあたりまえのことですが、やはり何十人もの方が楽器を持って集まって、力を合わせて一斉に同じ曲を演奏するという状況は、冷静に考えてみるとすごいことですし、また独特の緊張感もあります。
といっても、本番とは違ってみな服装も普段着ですし、関係者もおおぜい出たり入ったりとちょっとざわついたなか、さっそく演奏が始まります。
僕たちの聴いてる場所は、演奏家さんたちのすぐとなり。会議室によくあるタイプの細長い長机をはさんで向かいの、すぐ手の届くところに第一バイオリンの方々がいらっしゃいます。
こんな場所でオーケストラの演奏を聴く機会はまずありません。普段は、演奏を聴くとしてもレコーディングスタジオの厚いガラスの向こうですから。
さて、音をきいての印象はというと...
「けっこう、繊細」
という感じでしょうか。
というのも、このリハーサルが行われている部屋は、あくまでリハーサル室ということもあって、音を聴きとりやすくするために反響がかなり抑えてあります。そのため、目の前の音がダイレクトに耳に入ってくるのです。オーケストラという単語からイメージするような豊かで広がりのある音色というイメージとはちょっと違っていて、軽く驚きました。なにしろ演奏者さんの目の前ですから、バイオリンの弓が弦にこすれるかすかな音まできこえてくるのです。
もちろん、実際にホールで演奏すれば適度に残響も加わり、リッチで迫力のある音になるのですが、この段階ではそれとはまた違って、「生々しい音」というイメージでした。演奏者さんは、いつもこういう音を聴いているのですね。
ということで、オーケストラの音楽というものは、やはり、ホールで演奏して、それを客席で聴いてはじめて完成するのだなということがわかりました。
また、もう一つ思ったのは、「あまりしつこく練習しない」ということでしょうか。
たとえば、ここはこういうふうに演奏して下さいといった指示が指揮者からあったとして、必ずしもそれを実際に演奏して確かめるわけではない、といった感じです。こちらできいている身としては、「えっ、確認のため一回くらい弾いてみないの?」と思ってしまいます。しかし、そこはやはり皆さんプロ中のプロ。指示どおり演奏できてあたりまえ。とくに確認が必要な場合以外は、わざわざみんなでおさらいしないということなのでしょう。「はいわかりました」「では次」という感じで、どんどん進んでいきます。あとで聞いた話だと、あまりくり返し演奏しすぎて本番までにテンションを落としてしまわないようにするためということもあるようですね。
というわけで、順調に仕上がった楽曲の数々。
いよいよ今度の金曜日に「かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール」で演奏されます。
チケットは売り切れてしまいましたが、このコンサートは「ニコニコ生放送」でも放映されます。
また、生放送終了後も、11月17日(木)20時00分まではご覧いただけますのでできますので、ぜひ観てくださいね。
当日の舞台裏の様子などは、こちらでつぶやきますよ。@Naoshi_MIZUTA