どうも!宿題は夏休みの最終日にやる方。
スタッフ(浜)です。
いよいよ零式のサウンドトラックが発売されましたね!
河盛や石元がTwitter上でプチ情報をアップしていたりするので、
興味のある方はそちらも是非のぞいてみてくださいね。
さて、今月は↓の音源をアップさせて頂きましたので、
お時間がある方は是非聞いてみてください。
まずは零式のコンポーザーの石元からのオススメ
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【FINAL FANTASY零式 オリジナル・サウンドトラック】
今月の3枚の中の1枚に選ばれました!(石元)
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みじかっ!そりゃこのタイミングですからもちろん選ばせて頂きましたけれど。。
行間ならぬ文字間に読んで頂きつつ、石元の力作をお聞きください(笑)
次はコンポーザーの岩崎のオススメ。
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【チョコボレーシング~幻界へのロード~ オリジナル・サウンドトラック】
当時伊藤賢治(イトケン)さんが、Roland のSC88で作ってきたデータを僕(岩崎)が
好き勝手に色々なシンセに差し替えさせてもらったアルバム。
音色だけでここまで曲の雰囲気が変えられるんだ!という
僕の怨念がこもっています(笑)シンセ好きに聴いてほしい一枚 (岩崎)
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普段皆さんは完成した曲を聴いている事が多いハズなので、あまり感じないかもしれませんが、
音色によって曲の印象って本当に変わるんですよねえ。。。深いです!
そして毎月恒例スタッフ(白)からのオススメ。
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【FINAL FANTASY XI Original Soundtrack -PLUS-】
「アルタナの神兵」のクライマックス曲や、追加3シナリオの楽曲、「アビセア」シリーズの楽曲なども収録したCD。さらにボーナスディスクとして、ファン待望の“PlayOnline”の楽曲も収録しています!(スタッフ(白))
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おかげさまでFINAL FANTASY XIも随分長い間運営させて頂いてるわけですが、
その間ずっとCDで聞く事の出来なかったプレイオンラインの曲もこちらで聴いて頂けます!
POLのオープニングを初めに聞いた時に驚いたのも今は良い思い出です(笑)
こちらは11月9日発売ですのでお見逃しなくっ
以上、10月のラインナップでした。
11月のRecommendもお楽しみに!
(´ `)。。oO(今年も残すところあと2か月。。)
今週あれこれ
10月2×日
週末から引きずってる風邪が少しやっかいで、水分を多く取るようにしてる。
朝から風邪薬を飲みポカリを3ℓ程。
ディスクワークをしながら汗をかくというのもおかしな感じだ。
ささっと定時上がり。
10月2×日
なんやかんやで毎週見てしまってる「南極大陸」
南極大陸→南極物語→ヴァンゲリス→高倉健→タロジロ。
あれ、なんか順番がおかしい。
そんなわけでヴァンゲリスの作品を久々にひっぱり出して聴いているんだけど、
重厚なアナログシンセオーケストレーションは今聴いても素晴らしいし抜群に音が良い。
「アンセム」のトランスっぽいキックだけなんか違和感があるんだけど、
ある意味プロの仕事か。
いつかトライしたい路線の一つ。
10月2×日
FINAL FANTASY XIII-2のサウンドトラック用マスタリング。 at ORANGE。
マスタリングエンジニアの小泉さんに全体のレンジ感と方向性のみお伝えしお任せ。
今日は浜渦さんと僕の担当曲の日だったんだけど、
先週は浜渦さんが風邪を引いてて、今週は僕だった。笑
急に冷え込んできたので皆さんもお気をつけ下さい。
そうそう、浜渦さんにはいつかこのブログにも出ていただこうと思ってます^^
マスタリングはさくっと終了。素晴らしいです。
10月2×日
FINAL FANTASY 零式リリース!
今日はいくつか会議があって、
あとは部屋にずっと籠っててあまり記憶がない一日。
あ、夜に整体に行ったな。
身体ってこんなに鳴るのね、って位ポキポキされてすっきり。
10月2×日
快晴。
同時進行してたプロジェクトもいくつか終了。
と思ったら今度は書きものが山のようにある。
割と嫌いじゃないのでコツコツ一つづつこなしていく。
そろそろコーヒージェリーフラペチーノの季節も終わりだけど、
来週からは遅めの夏休み。
めちゃくちゃ働いてめちゃ遊ぶのがモットーだ。
週報どうすっかな~。
(ツイットは適当にしてると思います~)
ではみなさん、良い週末を!
Mitsuto Suzuki
STUDIO
FINAL FANTASY XIII-2サウンドトラックのブックレット用インタビューと撮影が、
都内某所で行われました。

自然光が射すとても雰囲気の良いSTUDIO。

メイクの兄ちゃんが大のFFファンらしく歴代作は全てプレイしたとか。
そんな雑談をしつつ、おのおのが自分の仕事を進めます。
しかし、
普段、音楽スタジオには慣れているものの、
写真スタジオというのはなんというか、独特の空気感があって完全に非現実空間。
表情が柔らかくなるまで大変。笑
はい、調子に乗ってきました。(ラックの上でなにカッコつけてんでしょうかね)
そしてカメラマンさんを激写するカメラマンの正体は河盛さん。

仕切りは音楽出版事業部の吉田さん。そこそこえらい人。
というわけで無事終了ー。
スタッフの皆さんお疲れ様でした!
あー、面白かった。
ではみなさん、良い週末を!
Mitsuto Suzuki
前回の記事で、「マスタリング」とは、「収録曲一曲ごとに音量調整や音質補正をかけ、それらをまとめて一枚のCDとして完成させる作業」という説明をしました。
さて、僕がマスタリングをお願いするとき、いつもここと決めているスタジオがあります。
それは、「オレンジ」というマスタリング専門のスタジオです。
もうだいぶ前のことですが、FINAL FANTASY IX関連のCDをオレンジさんでマスタリングしているのを、たまたま見学させてもらったことがあります。
そのとき、ちょうど"Melodies of Life"という白鳥英美子さんの歌う楽曲を調整していたのですが、そのときの体験は今でも忘れません。
エンジニアの小泉さんがしばらく曲を聴いた後、おもむろにイコライザー機材を調整すると、まるで白鳥さんが目の前で歌い始めたかのようにくっきりと歌声が浮び上がってきたのです。
誤解のないように言いますが、マスタリング前の状態でも、とてもきれいにミックスされていて、そのままでも十分素晴らしい仕上がりでした。だれが聴いても完成形といっていい状態です。
にもかかわらず、小泉さんが調整すると、今までレース越しに見ていたものを、レースを取り払ってじかにそのものを見たかのようにくっきりと各楽器に磨きがかかるのです。
このとき僕は、次回から必ずここでマスタリングをお願いしようと決めました。
いっけん簡単そうにきこえるこの調整作業、僕のように、そこまでのテクニックがないものがまねしようとすると、単純に高音と低音が増幅された、ただの"ドンシャリ"サウンドになってしまいがちなのです。
そこへいくと、小泉さんは迷いなくピンポイントで要所を的確に補正し、一段と良いサウンドに変身させてくれます。
そんなわけで、それ以降、もう何度も小泉さんにはマスタリングをお願いしているのですが、いまだにそのワザを目の当たりにするたびに、感嘆の声をあげてしまいます。
さて、こんなふうに文章で書いてもなかなか伝わりにくいですよね。
そこで今回は特別に、マスタリング前とマスタリング後、両方の状態をおきかせできるようにしましたので、ぜひ聴き比べてみてください。
音が鮮明に前に出てきて、迫力が増しているのがお分かりいただけると思います。
曲は、"FINAL FANTASY XI Original Soundtrack -PLUS-"より、"Melodies Errant"です。
Melodies Errant (マスタリング前)
Melodies Errant (マスタリング後)