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FINAL FANTASY XIII-2 OST プラス 裏話まとめ

Twitter&facebookでは、リリース日にさみだれRTをしたのですが、
改めてこちらにも掲載しておきます。
画像はおまけで~!

●裏話1 鼻歌テイクは花粉時期に録音した為、鼻声です。
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仮歌は大体DRAWMER1960で。理由はいつもマイクがささっているから。

●裏話2 Travelogueのボーカルは作詞を担当した掛川陽介氏。
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掛川氏から届いた歌詞。いつも抄訳も同時に送られてきます。

●裏話3 Hopping Chocoboアレンジのとくさしけんごさんの凄い経歴。
     第20回日本現代音楽協会作曲新人賞、
     第10回東京国際室内楽作曲コンクール第一位受賞。(画像ナシ)

●裏話4 クレイジーチョコボ_UstreamEditはライブ録音したバージョンを
     採用、ほぼ一発録り。
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大体いつもいくつかテイクを録音して最後に軽くハサミを入れる。

●裏話5 並行世界のミックスで使用したソフトはdjay2。一発録り編集ナシ。(画像ナシ)

●裏話6 ビッグブリッヂのアレンジを担当された藤後さんは前職の先輩。
     現在、
葉山でスタジオBongomangoを経営中。
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ビッグブリッジの和楽器演奏を担当された「結」のお二人と藤後さんと。

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こちらは藤後さん手書きによるビッグブリッヂの譜面。三味線のパート譜ですね。

●裏話7  ある収録曲のCubase ProjectFile画面。
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えーっと、一番最後にやった曲ですねw


 『ファイナルファンタジーXIII-2 オリジナル・サウンドトラック プラス』
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/fabula/ff13-2/plus/


ではみなさん、良い週末を!


Mitsuto Suzuki

今年の梅雨は短期集中型らしいですね。ゲリラ豪雨が心配です。
スタッフ(浜)です。

今月は前回の石元に続きまして、KH3Dを担当した関戸のオススメ曲をアップさせて頂きましたので、お時間がある方は是非聞いてみてください。

以下、関戸のコメントです。
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【KINGDOM HEARTS 3D[Dream Drop Distance] オリジナル・サウンドトラック】
KH3Dからワタクシが作った曲を3つ選んでみました。お部屋のお掃除のときなんかに大きな音量で鳴らすといつもよりはかどるかもしれませんよ!置き物とか壊してしまわないようにご注意下さい、うわはは。(関戸)
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そういえば学生時代にレポートを書いている時は、スクエニのサウンドトラックを聞きながらやると作業が捗った記憶があります。学生の方は是非このKH3Dのサントラでお試しを!

なお、関戸は直近ではモンドラの楽曲制作に関わっておりますので、そちらも是非よろしくお願いいたします!
来月は河盛か野田にオススメを聞こうかと思います。


次は、FFピアノオペラの第二弾が無事に発売されましたので、前作のおさらいをいくつか。
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【PIANO OPERA FINAL FANTASY I/II/III】
ピアノオペラFFの第二弾が発売されたところで、改めてピアノオペラFFのご紹介。お馴染みの曲達がカッコイイピアノアレンジによって生まれ変わっています!FF好きの人はもちろん、ピアノが好きな人も是非聞いてみてください!(スタッフ(浜))
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私のコメントはさておき、公式サイトの方に植松さんと中山さん(編曲・演奏)の熱いコメントが載っておりますので、そちらを是非読んでみてください!


そして最後は久々に登場したスタッフ(白)のコメント。
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【PIANO OPERA FINAL FANTASY IV/V/VI】
小学校の音楽の教科書にも収録されたFFIV「愛のテーマ」やシリーズ屈指の人気を誇るFFV「ビッグブリッヂの死闘」など、全12曲を収録。名曲の誉れ高いIV~VIの楽曲が、FF音楽の父“植松伸夫”完全監修のもとピアノアレンジで蘇ります。(スタッフ(白))
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ホームページに小学校らしき写真が使われていますが、愛のテーマが小学校の音楽の教科書に収録されていたとは。。。私も今知りました(笑)


以上、5月のラインナップでした。
6月のRecommendもお楽しみに~。


(´ `)。。oO(6月でHPリニューアル1周年。あっという間の1年でした。)

たとえばアップルのiPodが登場したときのように、ひとつの画期的な製品が世に出ることによって、これまでのスタイルが一変してしまうということはときどきあることです。

音楽制作においても同じようなことがあるのですが、80年代から90年代前半あたりまでは、新しい音源方式のシンセサイザーが新発売されるたびに、世の中のポピュラー音楽のサウンドがガラっと変化していくという面白い時代でした。

そのなかでもひときわインパクトの強かったのが、ヤマハのDX7というシンセの登場だとおもいます。

フルデジタルシンセとして初めて本格的に普及したこのDX7は、デジタルという名前のとおり、それ以前のアナログ機の柔らかいサウンドとはまったく異なる、鋭く、かっちりとした金属的な音を出すことができ、非常に画期的だったのです。

(ちなみに僕が初めて買ったシンセも、このシリーズのDX7sという機種でした。DX7IIFDは高くて手が届かなかった)

このシンセの代名詞ともいえる音色のひとつに、エレクトリック・ピアノの音があるのですが、これなどは、聴いただけで80年代にトリップしてしまいそうなほど、その当時ほんとうにあらゆる曲で使われていたといっていいくらい流行したものでした。

どんな音なのかちょっと聴いてみましょうか。

(下のボタンをクリックしてください。曲は、ファイナルファンタジーXIより"The Grand Duchy of Jeuno"です。ちなみにこの音色はDX7の実機ではなく、ソフトシンセによるエミュレーションです)

さて、このシンセの音色に代表されるような、きらびやかな音が際立つ80年代サウンドですが、今聴くととても特徴的で、ゲーム音楽ではひんぱんには耳にしません。なんといってもクセが強いので、うまくシーンと合う場面が少ないからだと思います。

そんななか、昨日たまたま聴いた、ファイナルファンタジーXIのキャラクターメイキング時の曲で、ミスラという種族を選んだ時の曲。

これがけっこう80年代っぽく、思わずニヤリとしてしまいましたので、こちらも音源をのせておきますね。

そういえば、作曲した谷岡久美さんが、「ファッションショーの音楽みたいにしたい」といっていたのをおもいだしました。

共同アレンジのシンセオペレーター野田さんの音色センスと谷岡さんの楽しげなメロディーが一緒になって、面白い雰囲気です。

というわけで次は野田さん、ぜひこの曲のエピソード、記事にしてください^^

ファイナルファンタジーXIより The Grand Ducthy of Jeuno

ファイナルファンタジーXIより Mithra

本日、FFXIII-2 オリジナル・サウンドトラック プラス発売です!

FFXIII-2サントラに収まりきらなかった楽曲、アレンジ初期段階バージョン、
DLCで追加したビッグブリッヂの死闘、ノエルのテーマの新規アレンジも収録です。

ノエルのテーマ、最初はアコースティックギターのストロークでハンターのワイルド感
を出そうとしていたバージョン、初期段階で鈴木が歌っている楽曲、goh hotoda氏のRemixバージョン、
FFXIII-2を最初に発表した時のPVの曲等など、レアな音源がズラリです。
FFXIII-2のサントラに収録されているゲームで使用されたバージョンとの違いを聞き
比べたりしながら聞いて貰うのも凄く面白いと思います。是非、聞いてみて下さい!!

http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/fabula/ff13-2/plus/

ちなみにカズーでのチョコボは収録されていません、、、、(笑)
以上、河盛でした。

試聴で僕も大好きなヒストリアクロスの曲サントラプラスバージョンを試聴出来るようにしておきました。

Travelogue_GuideVocalDemo

普段はあまり食べない焼き肉をごちそうになりました。

年を取る事を今まであんまし意識しませんでした。

どうしようもない仕組みにはブツブツ言わない主義。笑

年は取ってもアイデアは常に斬新でありたいです。

川の流れに身を任せるだけじゃなくて、この川の上流はどうなっているのか?と疑問を持ちながら

今後も仕事に取り組みます。笑

まだまだチッポケな存在ですが、これからもよろしくお願いします。