さて今回の「ギュギュッと」は...。
前回は有り余るネタに耐えきれずにTwitterで「お題」を募集してみましたので、
今日は通常版で、まだまだ引っ張りますぜ「ラスト レムナント」!!
さてレコーディング等に使用したギターですが、これで全部ではありません。
ここにあと7弦ギターが加わりますので、合計5本になります。
それぞれに音の違いはあるのですが、まー、その時の気分で聴こえ方も変わりますし。(笑)
特に愛称などはついておりません、左からアルミ、クロ、チャ、ナイロンとでも言っておきましょうw
ゲームの発売後にサウンド・トラックCDも発売されたのですが、こんなすばらしい
ディスプレイも用意していただき、大変嬉しく思います。 記念に欲しいくらいですw
ミントグリーンの「イニシャルD」がまぶしすぎる、負けるな「ラスト レムナント」!!
さて本日の最後、これはいったい何でしょうか?
むむむ...よく思い出せませんが、なにかの「準備中」に表示していたモノでしょう。
どこかで使ったのか?使わなかったのか?さっぱりわかりません...。
ま、これも開発秘話と言う感じで...。(笑)
左から...ぁ、いや、やめておきましょう、おこられそうなのでw
それでは本日はココまで、また来週!!
見送る時、見送られる時。
突然、1通のメールが届いた。
「鈴木さん、6月末でスクエニを退社する事になったんですよ」
それは、よく面倒を見て頂いた情報システム部のAさんからのメールだった。
ここ数ヶ月、新しい開発環境を作る時に何かとサポートしてくれて
環境構築できたのはAさんのおかげだったりする。
ちょうど、隣人の河盛さんのPCサポートも行われていたので、
ダブルでお世話になっていた事になる。
退社の件は凄く驚いたが、すぐに一言だけメールの返事を書いた。
「Aさん、送別会しますよ!」
僕はサウンドをクリエイトする人間だが、サポートしてくれるスタッフがいて
成り立っている部分がとても大きい。
機材面でサポートしてくれるAさんもその一人だし、もちろんサウンド内にも、
PM(プロジェクト・マネージャー)濱本というスタッフが日々奮闘しているおかげで、
僕らは作業に集中する時間を得る事ができているわけだ。
さて、送別会では色々なお話ができた。
お互い年齢は下だと思っていたけど実はタメだったいう事w
音楽に造詣深いという事。
なんだ、話せば話す程もっと以前からお仕事したかったなぁ~、
なんて言いながら、あっと言う間に夜も更けていった。
最後に言ったAさんのセリフがとても印象に残っている。
「最終日まで全力でサポートしますから!」
どれだけ人の記憶に残り、残す事ができるだろうか。
形はなくても、残る言葉や印象は必ず存在する。
ふと、そんな事を考えながら帰路についた6月の夜の話でした。
今後のご健闘とご活躍をお祈り申し上げます。
Mitsuto Suzuki
【特記事項】
現在、パリで行われているJapan expo(6/30~7/6開催)にて、
「FINAL FANTASY XIII-2」のコンポーザー発表!
前作FF13の浜渦正志氏、
そしてスクエニサウンドチームの水田直志・鈴木光人が担当。
一人ぼけ突っ込みもこなれてきたSekitoです。
さて今回は、「オールスタープロレスリング」なのですが...。
残念ながらサウンド・トラックCDは出ていないですね。
理由はおそらく扱っている楽曲に他社の版権があるものが多かったからでしょう。
選手の入場曲などは一部の選手をのぞいて既存の音楽を使用していることが多いですし、
これをまとめて1枚におさめて販売すると言うのはなかなか難しいのだと思います。
ぁ、ちょっとおもしろい話を思い出しました。
音声の収録などは実際の試合にガンマイク+DAT(テープレコーダー)を持ち込んで
リングサイドで選手を追っかけつつ...と言う感じで行うのですが、試合の映像に(放映
分とDVD収録のモノにも!)福井君(当時の音声収録担当)の姿がばっちり入っていま
した。うらやましいですなぁ〜
ワタクシが参加させていただいたのは「オールスタープロレスリング2」からで、ロック
テイストのモノばかりたくさん用意するのがけっこう大変だった記憶が...。
福井君ともいろいろな形で共同制作した部分も多いですね、これが後のTBMにつながって
いくきっかけになるとは...当時、本人たちは考えもしていなかったのです。(笑)
「2」の方は奇跡的に!サウンド・トラックCDが発売されまして、大変嬉しかったのを
よく覚えています。炎のジャケットが熱いですな!! でも実際は熱くはないですw
こちらは「2」。おぉ、なんとドラマーが福井君ではないですか!ベースが河盛君!これは貴重だぁ〜
当時のギターはEMG社のアプティブピックアップ搭載のギターで収録していました。
アンプはSoldano社の89年製S.L.O.(スーパーリードオーバードライブ)か?
これは懐かしい〜この後、Soldanoを手放してギター用のラックを組むようになった
ような...? オリジナルの89年製を、大変もったいないことしました。(笑)
昔はこう言うゲームも作っていたんですなぁ...。シミジミ、シジミ...。
しみじみしたところで本日は終了となります。ではまた!!(笑)
今回の「ギュギュッと」は大胆にも(今日)Twitterで「お題」を募集して、いただいた
コメントにお答えする形で進行していきましょう! 今時のような?そうでもないような?
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「コトー(シキティ)」さんから
開発現場やライブの舞台裏での爆笑珍事件などありましたら…)o(
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ライブではいろいろなことがあるのですが、今回は特に印象に残っている控え室のお話を。
LAのギブソン・アンフィシアター(旧ユニバーサル・アンフィシアター/定員6000人)の
控え室が半端無くゴージャスでした!